特許
J-GLOBAL ID：200903029162513978

周波数解析方法および音響信号の符号化方法

発明者：
茂出木 敏雄

茂出木 敏雄 について


出願人/特許権者：
大日本印刷株式会社

大日本印刷株式会社 について


代理人 (1件)： 金山 聡
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-244084
公開番号（公開出願番号）：特開2003-058191
出願日： 2001年08月10日
公開日（公表日）： 2003年02月28日
要約：
【要約】【課題】 所定の区間において複数の周波数成分を抽出することができ、かつ、演算負荷を抑え、時間分解能を高めることが可能であると共に、特に心音の解析を行なう場合に隠れた音成分も抽出することが可能な周波数解析方法および音響信号の符号化方法を提供する。【解決手段】 原音響信号に対して信号が0レベルと交差する複数の主ゼロ交差点を求め(a)、前記主ゼロ交差点の中から始点となる主ゼロ交差点t1と終点となる主ゼロ交差点t2を選出する(b)ことにより単位区間を設定し、設定された単位区間における主ゼロ交差点t1、t2の配置から主周期TAを算出すると共に単位区間における音響信号から主振幅Aを求める(c)。続いて、単位区間における隣接する主ゼロ交差点間に対応する音響信号の直流成分を除去して補正音響信号を得て(d)、この補正音響信号に対して信号が0レベルと交差する複数の副ゼロ交差点を求め(e)、副ゼロ交差点t3、t4の配置から副周期Tを算出すると共に副振幅Aを求める。
請求項（抜粋）：
正負両極性の時系列信号から所定の主周波数の含有信号成分を分離するための周波数解析方法であって、前記時系列信号に対して信号が0レベルと交差する複数の主ゼロ交差点を求めるための主ゼロ交差点検出段階と、前記主ゼロ交差点の中から始点となる主ゼロ交差点と終点となる主ゼロ交差点を選出することにより、全区間に渡って複数の単位区間を設定する単位区間設定段階と、前記各単位区間における主ゼロ交差点の配置から主周期を算出し、前記単位区間における時系列信号から主振幅を求める主成分算出段階と、前記各単位区間における隣接主ゼロ交差点間に対応する前記時系列信号の直流成分を除去して補正時系列信号を得る時系列信号補正段階と、前記補正時系列信号に対して信号が0レベルと交差する複数の副ゼロ交差点を求めるための副ゼロ交差点算出段階と、前記各単位区間における副ゼロ交差点の配置から副周期を算出し、当該単位区間における補正時系列信号から副振幅を求める副成分算出段階と、を有し、全単位区間について、前記主成分算出段階以降を繰り返すことにより、前記時系列信号における各単位区間に対応する主周期と主振幅および副周期と副振幅を算出するようにしていることを特徴とする周波数解析方法。
IPC (6件)：
G10L 19/00 ,  F02D 45/00 310 ,  G10G 3/04 ,  G10H 1/00 ,  G10H 1/00 102 ,  G10L 11/00
FI (6件)：
F02D 45/00 310 Z ,  G10G 3/04 ,  G10H 1/00 B ,  G10H 1/00 102 Z ,  G10L 9/12 J ,  G10L 9/12 A
Fターム (14件)：
3G084DA27 ,  3G084DA39 ,  3G084EA06 ,  3G084EA08 ,  3G084EA09 ,  3G084EA11 ,  3G084EB22 ,  3G084FA00 ,  5D082BB01 ,  5D082BB21 ,  5D378KK01 ,  5D378KK02 ,  5D378QQ08 ,  5D378QQ21
引用特許：
出願人引用 (14件)
  • 特開昭59-105700
  • 特開昭58-190999
  • 指紋照合装置用2値化回路
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-006428   出願人：富士通株式会社
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審査官引用 (14件)
  • 特開昭59-105700
  • 特開昭58-190999
  • 指紋照合装置用2値化回路
    公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-006428   出願人：富士通株式会社
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