特許
J-GLOBAL ID:200903029245498490

電磁式2方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-114716
公開番号(公開出願番号):特開2001-295861
出願日: 2000年04月17日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 電磁式クラッチにおいて、非係合時における引きずりトルクの低減、動作の安定化を図る。【解決手段】 回転軸中心から内軸、中間軸、外軸を配置する。内軸と中間軸との間、中間軸と外軸との間にそれぞれ電磁クラッチユニットを組み付ける。各ユニットは電磁力でアマチュア107,207を吸着することで係合する。内側ユニットではアマチュアは内軸に、外側ユニットでは中間軸に備えられる。非係合時にアマチュアが離反バネによって離反される際、アマチュアと吸着面との間隔を所定以下に維持するよう離反方向の動きを規制する規制機構を、アマチュアが備えられている回転軸と同じ回転軸に備える。アマチュアと規制機構は回転速度差が生じないため、非係合時にアマチュアが規制機構に接触しても引きずりトルクを生じない。アマチュアの摩耗、発熱も回避でき、動作の安定化を図ることができる。
請求項(抜粋):
第1の回転軸と第2の回転軸の結合および切り離しを電磁力の作用によって行う電磁式2方向クラッチであって、前記第1の回転軸と相対的に回動可能かつ軸方向に移動可能に備えられた第1の摩擦係合器と、前記第2の回転軸と相対的に回転不能に備えられた第2の摩擦係合器と、前記第1および第2の摩擦係合器を吸着する電磁力を作用させる電磁石とを備え、さらに、非係合時における前記第1および第2の摩擦係合器の間隔を予め設定された所定値以下に保持すべく前記第2の摩擦係合器から遠ざかる方向への前記第1の摩擦係合器の動きを規制する規制機構が、前記第1の回転軸と相対的に回転不能な状態で設けられた電磁式2方向クラッチ。
IPC (4件):
F16D 27/105 ,  B60K 23/08 ,  F16D 27/12 ,  F16D 41/08
FI (4件):
B60K 23/08 A ,  F16D 27/12 A ,  F16D 41/08 Z ,  F16D 27/10 311 Z
Fターム (6件):
3D036GD08 ,  3D036GF07 ,  3D036GH18 ,  3D036GH23 ,  3D036GH25 ,  3D036GJ01
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-266005   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 動力断続装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-046870   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 回転伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-142565   出願人:エヌティエヌ株式会社
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