特許
J-GLOBAL ID:200903029288721592

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 杉村 興作 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸 ,  澤田 達也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-008705
公開番号(公開出願番号):特開2006-193093
出願日: 2005年01月17日
公開日(公表日): 2006年07月27日
要約:
【課題】有機繊維コードを用いた折返しベルト層を構成した場合にも、折返しベルト層の両幅端部において有機繊維コードに加わる圧縮歪を低減することによって、耐久性を向上させた空気入りタイヤを提供する。【解決手段】タイヤ1は、カーカス3と、少なくとも2枚のベルト層5、6からなるベルト7とを具え、隣接するベルト層5、6間で、コード8、9がタイヤ赤道面Eを挟んで互いに交差する交差ベルトを形成している。最内ベルト層6は、本体部10と折返し部12、12とからなる折返しベルト層である。折返しベルト層6を構成するコード9が有機繊維コードである。折返しベルト層6のタイヤ径方向外側及び内側に、それぞれコードが実質的にタイヤ周方向に沿って延びる上側ベルト補強層14及び下側ベルト補強層16を配設し、これら上側ベルト補強層14及び下側ベルト補強層16で、折返しベルト層6の幅端部11を挟み込む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
トロイド状に延びる少なくとも1枚のプライからなるカーカスと、該カーカスのクラウン部外周側に位置し、コードをゴム被覆してなる少なくとも2枚のベルト層からなるベルトを具え、隣接するベルト層間でコードがタイヤ赤道面を挟んで互いに交差する交差ベルトを形成してなる空気入りタイヤにおいて、 前記ベルトを構成するベルト層のうち最も幅の広いベルト層は、隣接する他のベルト層とともに交差ベルトを形成する本体部と、該本体部の少なくとも一方の幅端部から延び、該本体部の外周面側に折り返して形成された折返し部とからなる折返しベルト層であり、 該折返しベルト層を構成するコードが有機繊維コードであり、 折返しベルト層のタイヤ径方向外側に、実質的にタイヤ周方向に沿って延びるコードをゴム被覆してなる少なくとも1枚の上側ベルト補強層を配設し、折返しベルト層のタイヤ径方向内側に、実質的にタイヤ周方向に沿って延びるコードをゴム被覆してなる少なくとも1枚の狭幅の下側ベルト補強層を配設し、 これら上側ベルト補強層及び下側ベルト補強層で、折返しベルト層の少なくとも一方の幅端部を挟み込むことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/22 ,  B60C 9/00 ,  B60C 9/26
FI (6件):
B60C9/22 D ,  B60C9/22 A ,  B60C9/22 B ,  B60C9/00 D ,  B60C9/00 G ,  B60C9/26 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開平2-030878

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