特許
J-GLOBAL ID:200903029407631270

電磁妨害波計測装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-309666
公開番号(公開出願番号):特開平11-133080
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 電子装置の障害原因となる電磁波の発信源の方向を特定することが可能な電磁妨害波計測装置を提供する。【解決手段】 外来電磁波がアンテナ1とアンテナ2とで、遅延時間t1の遅れをもって受信され、受信信号はデジタイザ3、4でそれぞれAD変換され、メモリ5、6にそれぞれ記録格納され、メモリ5から読み出された外来電磁波データが、周波数解析器7により周波数解析され、予め設定された所定の周波数成分が、許容レベルを越えて受信されたと、比較判定器8で判定されると、CPU9により、計時器10からノイズ発生時刻が読み取られ、メモリ5に記録格納されているアンテナ1の受信信号と、メモリ6に記録格納されているアンテナ2の受信信号との遅延時間差に基づき、外来電磁波の発信源の方向が2方向の何れかで特定され、電子装置に障害を与えるノイズの発信方向を特定して、障害の除去を行なうことが可能になる。
請求項(抜粋):
外来電磁波を受信する第1のアンテナと、該第1のアンテナが受信した外来電磁波を記録格納する第1の格納手段と、前記外来電磁波を前記第1のアンテナよりも所定時間遅延して受信する第2のアンテナと、該第2のアンテナが受信した外来電磁波を記録格納する第2の格納手段と、前記外来電磁波を周波数解析する周波数解析手段と、該周波数解析手段が周波数解析した前記電磁波の所定周波数成分が、予め設定した許容レベルを越えたか否かを判定する判定手段と、該判定手段により、前記外来電磁波の所定の周波数成分が、前記許容レベルを越えたと判定されると、前記第1の格納手段と前記第2の格納手段に格納されている前記外来電磁波の時間遅れに基づき、前記外来電磁波の発信方向を演算する演算手段とを有することを特徴とする電磁妨害波計測装置。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 信号到来方向探知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-348364   出願人:三菱電機株式会社
  • 通信警戒装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-290662   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (2件)
  • 信号到来方向探知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-348364   出願人:三菱電機株式会社
  • 通信警戒装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-290662   出願人:日本電気株式会社

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