特許
J-GLOBAL ID:200903029446752832

有機素子、有機EL素子、有機太陽電池、及び、有機FET構造、並びに、有機素子の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三浦 邦夫 ,  平山 巌
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-294120
公開番号(公開出願番号):特開2005-166637
出願日: 2004年10月06日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】従来型有機素子の持つ欠点を克服した有機素子の提供。【解決手段】 仕事関数が4.0eV以下の低仕事関数金属のイオンのうち少なくとも1種を含む有機金属錯体化合物と、有機金属錯体化合物中に含まれる金属イオンを真空中で金属状態に還元しうる熱還元性金属と、を積層もしくは共蒸着による混合により接触させて引き起こされたその場熱還元反応によって還元された低仕事関数金属と電子受容性有機物とが酸化還元反応によって電荷移動錯体を形成して、電子受容性有機物がラジカルアニオン状態にある電子輸送部、及び、イオン化ポテンシャルが5.7eVより小さく電子供与性を有する有機化合物と、有機化合物と酸化還元反応によって電荷移動錯体を形成しうる無機物質又は有機物質と、が積層または混合されて接触しており、電子供与性を有する有機物がラジカルカチオン状態にあるホール輸送部、が積層されてなるホール電流-電子電流変換層を含む。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
仕事関数が4.0eV以下の低仕事関数金属のイオンのうち少なくとも1種を含む有機金属錯体化合物と、前記有機金属錯体化合物中に含まれる金属イオンを真空中で金属状態に還元しうる熱還元性金属と、を積層もしくは共蒸着による混合により接触させて引き起こされたその場熱還元反応によって還元された低仕事関数金属と電子受容性有機物とが酸化還元反応によって電荷移動錯体を形成して、前記電子受容性有機物がラジカルアニオン状態にある電子輸送部、及び イオン化ポテンシャルが5.7eVより小さく電子供与性を有する有機化合物と、前記有機化合物と酸化還元反応によって電荷移動錯体を形成しうる無機物質又は有機物質と、が積層または混合されて接触しており、前記電子供与性を有する有機物がラジカルカチオン状態にあるホール輸送部、 が積層されてなるホール電流-電子電流変換層を含むことを特徴とする有機素子。
IPC (7件):
H05B33/22 ,  C09K11/06 ,  H01L29/80 ,  H01L31/04 ,  H01L51/00 ,  H05B33/10 ,  H05B33/14
FI (9件):
H05B33/22 B ,  H05B33/22 D ,  C09K11/06 660 ,  C09K11/06 690 ,  H05B33/10 ,  H05B33/14 A ,  H01L31/04 D ,  H01L29/28 ,  H01L29/80 V
Fターム (14件):
3K007AB01 ,  3K007AB05 ,  3K007AB18 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01 ,  5F051AA11 ,  5F102FB01 ,  5F102GA14 ,  5F102GB06 ,  5F102GC08 ,  5F102GD04 ,  5F102GJ10 ,  5F102GL01 ,  5F102GR07
引用特許:
出願人引用 (17件)
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審査官引用 (4件)
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