特許
J-GLOBAL ID:200903029449348579

圧力比/圧力差複合リリーフ弁を有するスクロールコンプレッサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-534778
公開番号(公開出願番号):特表2002-506164
出願日: 1999年03月05日
公開日(公表日): 2002年02月26日
要約:
【要約】圧力逃し装置は、スクロールコンプレッサのようなスクロール型機械の固定スクロールに形成されたチャンバを有する。ピストンは、チャンバを固定スクロールに形成された吐出口に曝す第1通路と解放可能に密封係合した状態でチャンバ内に収容されている。第2通路はチャンバを吸込プレナムに曝している。第3通路はチャンバをスクロールコンプレッサの固定スクロールと軌道スクロールにより形成されたポケットに曝している。ある好適な実施例では、ステムとヘッドを有する圧力リリーフ弁が、ピストン内に形成された空洞の中に収容されている。ヘッドは、ばねにより付勢されてピストン内に形成された孔と解放可能に密封係合する。圧力リリーフ弁は、吐出圧と吸込圧の差が規定値を超えた場合はいつでも、吸込プレナムへと流体を流す。ピストンは、吸込圧に対する吐出圧の比が規定値を超えた場合はいつでも、吸込プレナムへと流体を流す。
請求項(抜粋):
スクロール型機械において、 吸込プレナムを形成するハウジングと、 前記ハウジング内に配置され、螺旋ラップを有する軌道スクロールと、 前記ハウジング内に取り付けらた固定スクロールであって、 前記軌道スクロールの螺旋ラップと入れ子状態にされて、吸込圧の前記吸込プレナムから中間圧を経て前記固定スクロールに形成された吐出口の吐出圧まで漸進的に流体を圧縮するために、前記軌道スクロールの螺旋ラップとの間にポケットを形成する螺旋ラップと、 固定スクロール内に形成されたチャンバと、 固定スクロール中に、前記吐出口から前記チャンバまで形成された第1通路と、 固定スクロール中に、前記チャンバから前記吸込プレナムまで形成された第2通路と、 固定スクロール中に前記チャンバから前記ポケットまで形成された第3通路とを有する固定スクロールと、 前記固定スクロールの前記チャンバ内の圧力逃し装置と、を組み合わせて備え、 前記固定スクロールの第1面と密封係合して前記チャンバ内で第2通路と第3通路との間に流体圧力シールを形成し、前記固定スクロールの第2面と解放可能に密封係合して前記チャンバ内で第1通路と第2通路との間に解放可能な流体圧力シールを形成することのできるスクロール型機械。
IPC (3件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/10 311
FI (3件):
F04C 18/02 311 X ,  F04C 29/00 P ,  F04C 29/10 311 G
Fターム (19件):
3H029AA02 ,  3H029AA12 ,  3H029AB01 ,  3H029BB41 ,  3H029BB47 ,  3H029BB53 ,  3H029CC13 ,  3H029CC52 ,  3H029CC87 ,  3H039AA03 ,  3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB21 ,  3H039BB22 ,  3H039BB25 ,  3H039CC26 ,  3H039CC29 ,  3H039CC30 ,  3H039CC40
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 圧力比反応アンローダー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-302763   出願人:キャリアコーポレイション
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-211323   出願人:三菱重工業株式会社
審査官引用 (2件)
  • 圧力比反応アンローダー
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-302763   出願人:キャリアコーポレイション
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-211323   出願人:三菱重工業株式会社

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