特許
J-GLOBAL ID:200903029484395962

サラウンド信号処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-014635
公開番号(公開出願番号):特開2001-204100
出願日: 2000年01月24日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 入力リアサラウンド信号がモノラル又はステレオであっても、1つのサラウンド定位処理手段によって前方1対のトランスジューサで後方2カ所にサラウンド信号の音像定位を得る。【解決手段】 付加信号処理回路OPで、リア用サラウンド信号S及び位相シフトさせたリア用サラウンド信号、又は2系統のサラウンド信号SL,SRを切替出力する。加算器2,差分器3で前記2信号から和信号と差信号とを生成し、フィルタ4,5で処理し、和信号と差信号とを生成して、スピーカSP1,SP2から再生する。フィルタ4,5の伝達特性P,Nを、P=(F+K)/(S+A)、N=(F-K)/(S-A)と設定する。ただし、Sは1対のスピーカから受聴者LMの同じ側の耳までの伝達特性、Aは同反対側の耳までの伝達特性、Fは音像を定位させたい位置から受聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Kは同反対側の耳までの伝達特性である。
請求項(抜粋):
受聴者に対して略左右対称で前方に配設された1対のトランスジューサから、入力された1系統又は2系統のリア用サラウンド信号を再生して、受聴者に対して略左右対称の後方2カ所にリア用サラウンド信号を音像定位させるサラウンド信号処理装置であって、前記1系統のリア用サラウンド信号が入力される場合には当該リア用サラウンド信号及び当該リア用サラウンド信号を位相シフトさせたリア用サラウンド信号を出力し、前記2系統のリア用サラウンド信号が入力された場合には当該2系統のサラウンド信号を出力するように切り替える付加信号処理手段を備えるとともに、前記付加信号処理手段から得られた2つの信号から和信号と差信号を生成する手段と、前記和信号を処理する第1のフィルタと、前記差信号を処理する第2のフィルタと、前記第1及び第2のフィルタで処理された信号から和信号と差信号とを生成して前記1対のスピーカから再生させる手段とからなるサラウンド定位処理手段を備え、前記第1及び第2のフィルタの伝達特性P,Nを、P=(F+K)/(S+A)N=(F-K)/(S-A)(ただし、Sは1対のスピーカから受聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Aは1対のスピーカから受聴者の反対側の耳までの伝達特性、Fは音像を定位させたい位置から受聴者の同じ側の耳までの伝達特性、Kは音像を定位させたい位置から受聴者の反対側の耳までの伝達特性)と設定したサラウンド信号処理装置。
FI (3件):
H04S 5/02 J ,  H04S 5/02 D ,  H04S 5/02 Y
Fターム (2件):
5D062BB03 ,  5D062BB04
引用特許:
審査官引用 (4件)
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