特許
J-GLOBAL ID：200903029645899400
耐硫化物割れ性に優れた高強度油井用鋼材の製造方法
発明者：
,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
田村 弘明 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-123067
公開番号（公開出願番号）：特開2000-313919
出願日： 1999年04月28日
公開日（公表日）： 2000年11月14日
要約：
【要約】【課題】降伏強度110ksi以上の高強度で、十分な耐SSC 性を発揮し得る鋼材をエネルギー効率に優れた直接焼入法を活用して最適製造方法を得る。【解決手段】wt%で,C:0.10-0.25%,Si≦0.5%,Mn≦0.5%, P≦0.015%, S≦0.0050%,Mo:0.8-2.5%,Al:0.005-0.1%,Ti:0.005-0.1%で Nの 3.4倍以上,Nb:0.01-0.1%, N≦0.01%,B:0.0005-0.005%,更に必要に応じCr,W,V,Zr,Ca,Mg,REM 中の1種以上含有し,ksiで表される降伏強度YSとMo量の関係が下記(1) 式を満足する素材を1150°C以上に加熱した後熱間加工し,Ar3 点+50°C以上で仕上加工した後,直ちにAr3点以上の温度から急冷する焼入処理し, 続いて660-720 °Cで焼戻す方法。α=Mo-0.15YS≧-18.1...(1)
請求項（抜粋）：
重量%で、C :0.10〜0.25%、Si≦0.5%、Mn≦0.5%、P ≦0.015%、S ≦0.0050%、Mo:0.8〜2.5%、Al:0.005〜0.1%、Ti:0.005〜0.1%でNの3.4倍以上、Nb:0.01〜0.1%、N ≦0.01%、B :0.0005〜0.0050%を含有し、かつksiで表される降伏強度YSとMo量の関係が下記(1)式を満足する鋼を素材として、該素材を1150°C以上に加熱した後、熱間加工を施し、Ar3 点+50°C以上の温度で仕上げ加工を完了した後、直ちにAr3 点以上の温度から急冷する焼入処理を行って、冷却表面から最も離れた鋼材位置における焼入ままの硬さが冷却表面の硬さの95%以上となる金属組織とし、続いて660〜720°Cの温度で焼き戻すことを特徴とする耐硫化物割れ特性に優れた高強度油井用鋼材の製造方法。α=Mo-0.15YS≧-18.1.........(1)
IPC (5件)：
C21D 8/10
, B21B 3/00
, C22C 38/00 301
, C22C 38/14
, C22C 38/32
C21D 8/10 A
, B21B 3/00 D
, C22C 38/00 301 F
, C22C 38/14
, C22C 38/32
4K032AA00
, 4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA16
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA03
, 4K032CA02
, 4K032CA03
, 4K032CC03
, 4K032CC04
, 4K032CD06
, 4K032CF02
