特許
J-GLOBAL ID:200903029651881610
半結晶質ポリエステル、およびエチレン系不飽和基を含有しているアクリル系コポリマーをベースとする粉末組成物
発明者:
,
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-519826
公開番号(公開出願番号):特表2001-503794
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 2001年03月21日
要約:
【要約】末端メタクリロイル基を含有している少なくとも1種の半結晶質ポリエステルと、エチレン系不飽和基を含有している少なくとも1種のアクリル系コポリマーとの混合物を含んでなる、塗料またはワニスとして使用可能な放射線硬化性粉末組成物であって、これらのポリエステルがメタクリル酸グリシジルと、末端カルボキシル基を含有している半結晶質ポリエステルとの反応生成物を含んでなり、前記の末端カルボキシル基を含有している半結晶質ポリエステルが、(1)85〜100mol%のテレフタル酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸または1,12-ドデカン二酸(a.1.1)および0〜15mol%の、4〜14個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸またはポリカルボン酸(a.1.2)を含有している酸成分と、(2)85〜100mol%の、2〜12個の炭素原子を有する飽和直鎖脂肪族ジオール(a.2.1)および0〜15mol%の、2〜15個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族または脂環式のジオールまたはポリオール(a.2.2)を含有しているアルコール成分との反応生成物であるポリエステル(a)、並びに(1)85〜100mol%の、4〜14個の炭素原子を有する飽和直鎖脂肪族ジカルボン酸(b.1.1)および0〜15mol%の、4〜14個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸またはポリカルボン酸(b.1.2)を含有している酸成分と、(2)85〜100mol%の1,4-シクロヘキサンジオールまたは1,4-シクロヘキサンジメタノール(b.2.1)および0〜15mol%の、2〜15個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族または脂環式のジオールまたはポリオール(b.2.2)を含有しているアルコール成分との反応生成物であるポリエステル(b)、から選択され、そして前記のエチレン系不飽和基を含有しているアクリル系コポリマーが、(1)40〜95mol%の、アクリロイル基またはメタクリロイル基を含有している少なくとも1種のモノマー(c.1.1)、5〜60mol%の少なくとも1種の他のエチレン系不飽和モノマー(c.1.2)および(c.1.1)および(c.1.2)の量の合計に対して計算して5〜60mol%の、エポキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基またはイソシアナト基から選択される、付加反応または縮合反応を受けることができる官能基を有するもう1つのエチレン系不飽和モノマー(c.1.3)を含有している官能基を有するアクリル系コポリマーと、(2)エチレン系不飽和基、および上記アクリル系コポリマー(1)に取り入れられているモノマー(c.1.3)の官能基との付加反応または縮合反応を受けることができる官能基を含有しているモノマー(c.2)、との反応生成物(c)からなる組成物が記載されている。
請求項(抜粋):
末端メタクリロイル基を含有している少なくとも1種の半結晶質ポリエステルと、エチレン系不飽和基を含有している少なくとも1種のアクリル系コポリマーとの混合物を含んでなり、 これらのポリエステルがメタクリル酸グリシジルと、末端カルボキシル基を含有している半結晶質ポリエステルとの反応生成物を含んでなり、 後者が、 (1)85〜100mol%のテレフタル酸、1,4-シクロヘキサンジカルボン酸または1,12-ドデカン二酸(a.1.1)および0〜15mol%の、4〜14個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸またはポリカルボン酸(a.1.2)を含有している酸成分と、 (2)85〜100mol%の、2〜12個の炭素原子を有する飽和直鎖脂肪族ジオール(a.2.1)および0〜15mol%の、2〜15個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族または脂環式のジオールまたはポリオール(a.2.2)を含有しているアルコール成分との反応生成物であるポリエステル(a)、並びに (1)85〜100mol%の、4〜14個の炭素原子を有する飽和直鎖脂肪族ジカルボン酸(b.1.1)および0〜15mol%の、4〜14個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族、脂環式または芳香族のジカルボン酸またはポリカルボン酸(b.1.2)を含有している酸成分と、 (2)85〜100mol%の1,4-シクロヘキサンジオールまたは1,4-シクロヘキサンジメタノール(b.2.1)および0〜15mol%の、2〜15個の炭素原子を有する少なくとも1種の他の脂肪族または脂環式のジオールまたはポリオール(b.2.2)を含有しているアルコール成分との反応生成物であるポリエステル(b)、から選択され、そして 前記のエチレン系不飽和基を含有しているアクリル系コポリマーが、 (1)40〜95mol%の、アクリロイル基またはメタクリロイル基を含有している少なくとも1種のモノマー(c.1.1)、5〜60mol%の少なくとも1種の他のエチレン系不飽和モノマー(c.1.2)および(c.1.1)および(c.1.2)の量の合計に対して計算して5〜60mol%の、エポキシ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基またはイソシアナト基から選択される、付加反応または縮合反応を受けることができる官能基を有するもう1つのエチレン系不飽和モノマー(c.1.3)を含有している官能基を有するアクリル系コポリマーと、 (2)エチレン系不飽和基、および上記アクリル系コポリマー(1)に取り入れられているモノマー(c.1.3)の官能基との付加反応または縮合反応を受けることができる官能基を含有しているモノマー(c.2)、との反応生成物(c)からなることを特徴とする、放射線硬化性粉末組成物。
IPC (4件):
C08L 67/02
, C08L 33/06
, C09D133/06
, C09D167/07
FI (4件):
C08L 67/02
, C08L 33/06
, C09D133/06
, C09D167/07
引用特許:
前のページに戻る