特許
J-GLOBAL ID:200903029652346298

発光素子とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-247705
公開番号(公開出願番号):特開2005-072012
出願日: 2004年08月27日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】 有機層を有する発光素子とその製造方法に関し、発光素子層構造の変更を容易にし、また有機層への電荷担体の注入を効率よく行う。【解決手段】 本発明の発光素子は、少なくとも1つのポリマー層(3あるいは4)と2つの分子層(5および6)とを配置し、上部接触部7がカソードの場合、上部接触部7に隣接する層は、電子輸送分子層6であり、有機性の主となる物質と電子供与型のドーパントとを含み、ドーパントの分子量は、200g/molよりも大きい。上部接触部7がアノードの場合、上部接触部に隣接する層は、pドープされたホール輸送分子層であり、有機性の主となる成分と、電子受容型のドーピング物質とを含み、ドーパントの分子量は、200g/molよりも大きい。発光素子製造方法は、層の少なくとも1つをポリマー層として形成し、真空中において2つの別々に制御された源からの混合気化によりドーピングされた分子層として形成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
有機層を有する発光素子であって、基板上の基底接触部と上部接触部との間に複数の層を含み、ポリマーからなるポリマー層と、真空中で蒸着された小さな分子からなる分子層とを有する発光素子であって、 少なくとも1つのポリマー層すなわち放射層と、2つの分子層、すなわちドープされた輸送分子層つまり電子輸送分子層あるいはホール輸送分子層、およびドープされていない中間層とを備えており、 上部接触部がカソードであるならば、上部接触部に隣接する輸送層は、主となる有機性の物質を含みかつ有機性または無機性の電子供与型ドーパントによってドープされた電子輸送分子層であり、上記電子供与型ドーパントのモル質量は、200g/molよりも大きい、 または、 上部接触部がアノードであるならば、上部接触部に隣接する輸送層は、主となる有機性の物質を含みかつ有機性または無機性の電子受容型ドーパントによってドープされたホール輸送分子層であり、上記電子受容型ドーパントのモル質量は、200g/molよりも大きいことを特徴とする発光素子。
IPC (3件):
H05B33/14 ,  H05B33/10 ,  H05B33/22
FI (4件):
H05B33/14 A ,  H05B33/10 ,  H05B33/22 B ,  H05B33/22 D
Fターム (5件):
3K007AB03 ,  3K007AB18 ,  3K007CB04 ,  3K007DB03 ,  3K007FA01
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 独国特許DE10058578号明細書
  • 独国特許第10135513.0号明細書
  • 独国特許第10215210.1号明細書
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審査官引用 (5件)
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