特許

J-GLOBAL ID：200903029733643076

微生物細胞迅速識別法と微生物細胞用識別キット

発明者： 金原 和秀 ,  早川 敏雄 ,  志村 稔 ,  平岡 義範
出願人/特許権者： 財団法人鉄道総合技術研究所
代理人 (1件)： 志賀 正武 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-315536
公開番号（公開出願番号）：特開平11-146798
出願日： 1997年11月17日
公開日（公表日）： 1999年06月02日
要約：

【要約】【課題】 検体中の微生物の生死を、従来法よりもより迅速にかつ確実に識別し得る微生物細胞迅速識別法及びそのための微生物細胞用識別キットの提供。【解決手段】 本発明の微生物細胞迅速識別法は、生細胞内で酵素反応により蛍光を発する第1の蛍光色素と、死細胞内に取り込まれて前記第1の蛍光色素と異なる波長の蛍光を発する第2の蛍光色素とを、微生物を含む検体に作用せしめ、生じる蛍光の波長差によって該微生物の生死を識別することを特徴としている。また、微生物細胞用識別キットは、生細胞内で酵素反応により蛍光を発する第1の蛍光色素と、死細胞内に取り込まれて前記第1の蛍光色素と異なる波長の蛍光を発する第2の蛍光色素とを備え、微生物を含む検体にこれら第1、第2の蛍光色素を作用せしめ、生じる蛍光の波長差によって該微生物の生死を識別するものである。

請求項（抜粋）：

生細胞内で酵素反応により蛍光を発する第1の蛍光色素と、死細胞内に取り込まれて前記第1の蛍光色素と異なる波長の蛍光を発する第2の蛍光色素とを、微生物を含む検体に作用せしめ、生じる蛍光の波長差によって該微生物の生死を識別することを特徴とする微生物細胞迅速識別法。

IPC (3件)：

C12Q 1/04 ,  C12N 1/20 ,  C12R 1:185

FI (2件)：

C12Q 1/04 ,  C12N 1/20 A

引用特許：

審査官引用 (3件)

• 特開平3-131743
  
• ラットの精子生存率識別方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-161538   出願人：株式会社日本バイオリサーチセンター, オリエンタル酵母工業株式会社
• 光学的バイオアッセイ方法及び装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-002614   出願人：富士通株式会社