特許
J-GLOBAL ID:200903029769763906

脊椎骨接合手術用ロッド間の剛性横断リンク形成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-159315
公開番号(公開出願番号):特開平10-080432
出願日: 1997年06月03日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 装着が簡単で仮組立の必要もなく、装着に際して脊柱周辺の靭帯状組織に損傷を与える恐れのない剛性横断リンク形成装置を提供する。【解決手段】 脊椎骨にインプラントされた二本の縦ロッド10a; 10b間に剛性横断リンクを形成するための装置。中間溝で分けられた一対の分岐33, 34を有する二つのリンク止めエレメント30と、各エレメント間に延在する横断リンク部材20とを備える。各エレメントは中間溝に受け入れた縦ロッドに係合した後に回動して各分岐の受け架内にロッドを係留する。横断リンク部材は、二つのエレメントが互いにほぼ整列した状態で各エレメントの中間溝に沿って長手方向にスライド可能なバーからなり、各エレメントには縦ロッド10a; 10bと中間溝の内奥ウエブとの間にバーをクランプして組立構体を一体にロック可能なロック部材40が備えられている。
請求項(抜粋):
脊椎骨接合手術用の二本の縦ロッド間に剛性横断リンクを形成するための装置であって、各々中間溝(35)で分けられた二つの分岐(33, 34)を有する二つのリンク止めエレメント(30)と、これらリンク止めエレメント(30)間に延在する横断リンク部材(20)とを備え、前記各分岐は縦ロッド(10a; 10b)用の受け架(33a, 34a)を画定するフック形状を有し、これら二つの受け架はそれぞれ前記リンク止めエレメントの互いに対向する二面に向いていて、それにより各リンク止めエレメントがその前記中間溝に受け入れた縦ロッドに係合でき、且つ係合後に回動して該縦ロッドを前記二つの分岐の各受け架内に係留可能とした剛性横断リンク形成装置において、前記横断リンク部材は、前記二つのリンク止めエレメントが互いにほぼ整列した配置に回動されたときに、これらリンク止めエレメントの各中間溝(35)を貫いて長手方向にスライド可能なバー(20)によって構成され、各リンク止めエレメント(30)には、個々のリンク止めエレメントと協働すると共に前記縦ロッド(10a; 10b)と前記中間溝の内奥ウエブ(35a) との間に前記バー(20)をクランプして、組立られた構体を一体にロック可能なロック部材(40)が備えられていることを特徴とする剛性横断リンク形成装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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