特許
J-GLOBAL ID:200903030034520293

カラーディスプレイ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-117722
公開番号(公開出願番号):特開平10-074055
出願日: 1997年05月08日
公開日(公表日): 1998年03月17日
要約:
【要約】【課題】 電気的毛管現象を利用したカラーディスプレイ装置を提供する。【解決手段】 互いに間隔をあけて平行に配置された3枚のシート12,14,16のうち、中間シート14は、少なくとも2つの液溜め部22からなる組を複数有する。中間シート14と別のシート12,16の間の空間13,15により第1の密閉通路が形成され、中間シート14ともう一方のシート12,16との間の第2の空間によって第2の密閉通路が形成される。前記各組の各液溜め部22が、導電性透明液体と着色液体の一部を保持し、着色液体の残りは第2通路内に位置する。各液溜め部の組の各液溜め部内の透明液体に選択的に電圧供給することにより、その液溜め部の組の活性化された液体が第1通路に流入し、着色液体が液溜め部に戻る。透明液体から電圧を除去すると、透明液体は液溜め部に戻るのをやめ、着色液体が第2通路に再び第2通路に戻る。
請求項(抜粋):
第1の非導電性シートと、第2の非導電性シートと、前記第1及び第2のシートの間に配置された中間非導電性シートと、前記第1のシートと前記中間シートとの間に位置する第1の密閉通路手段と、前記中間シートと前記第2のシートとの間に位置する第2の密閉通路手段と、前記中間シートはある厚さを有し、この厚さを通って延びるとともに前記各通路手段に開口する少なくとも2つの貯蔵手段を有し、前記第1のシートは、電極手段を有し、前記中間シートは、前記少なくとも2つの貯蔵手段にそれぞれ関連する電極手段を有し、導電性透明液体と、第1の色の液体手段と、第2の色の液体手段と、前記第1の色の液体手段及び第2の色の液体手段は共に非導電性であり、前記少なくとも2つの貯蔵手段の一つは、前記透明液体と前記第1の色の液体手段の一部を保持し、前記第1の色の液体手段の残りは前記第2の密閉通路手段内に位置し、前記少なくとも2つの貯蔵手段の他の一つは、前記透明液体と前記第2の色の液体手段の一部を保持し、前記第2の色の液体手段の残りは前記第2の密閉通路手段内に位置し、前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記一つ内の透明液体に電気的接続を供給する第1の導電手段と、前記第1の導電手段に電力を供給する手段と、前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記他の一つ内の透明液体に電気的接続を供給する第2の導電手段と、前記第2の導電手段に電力を供給する手段と、前記第1のシートの電極手段と、前記中間シートの電極手段とに電力を供給する手段と、を有し、前記第1のシートの電極手段、前記中間シートの電極手段、前記第1の導電手段、及び前記第2の導電手段は、互いに関連して構成及び配置され、前記第1のシートの前記電極手段、前記第2のシートの前記電極手段、及び前記第1の導電手段に電力が供給されると、前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記一つ内の前記透明液体が第1の密閉通路手段に流れ込み、前記第1の色の液体手段が前記第2の密閉通路手段から前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記一つに移動し、前記第1のシートの前記電極手段、前記第2のシートの前記電極手段、及び前記第2の導電手段に電力が供給されると、前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記他の一つ内の前記透明液体が第1の密閉通路手段に流れ込み、前記第2の色の液体手段が前記第2の密閉通路手段から前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記他の一つに移動し、前記第1のシートの前記電極手段、前記中間シートの前記電極手段、前記第1の導電手段、及び前記第2の導電手段に電力が供給されると、前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記一つ及び前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記他の一つ内の前記透明液体がともに第1の密閉通路手段に流れ込み、前記第1の色の液体手段が前記第2の密閉通路手段から前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記一つに移動し、前記第2の色の液体手段が前記第2の密閉通路手段から前記少なくとも2つの貯蔵手段の前記他の一つに移動することを特徴とするカラーディスプレイ装置。
引用特許:
出願人引用 (4件)
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