特許
J-GLOBAL ID:200903030040226593

フィッシャー-トロプシュ・ワックスからの燃料および潤滑油の製造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河備 健二
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-543802
公開番号(公開出願番号):特表2006-502298
出願日: 2003年10月07日
公開日(公表日): 2006年01月19日
要約:
(a)天然ガスから合成ガスを製造する工程;および(b)同ガス中のH2とCOを、燃料および潤滑油の沸点範囲で沸騰するワックス質炭化水素原料を合成するのに有効な反応条件で、コバルト・フィッシャー-トロプシュ触媒の存在下に反応させる工程により、脱ロウされた燃料および潤滑基油を製造する。上記ワックス質炭化水素原料を、第1段で水素化脱ロウし、脱ロウされた燃料および部分的に脱ロウされた潤滑油留分を製造する。部分的に脱ロウされた潤滑油留分を重質および低沸点留分に分離し、それぞれ個別に水素化脱ロウして、潤滑基油を製造する。ワックス質原料、並びに部分的に脱ロウされた重質および低沸点潤滑油留分のうちの少なくとも1種、好ましくは少なくとも2種を水素化脱ロウするために、水素化成分、バインダおよび固体酸成分を含んでなる水素化脱ロウ触媒を使用する。
請求項(抜粋):
燃料および潤滑油の沸点範囲で沸騰する炭化水素留分を含んでなるフィッシャー-トロプシュ・ワックスから、燃料および潤滑基油(重質潤滑基油を含む)を製造する方法であって、 (i)前記ワックスを水素化脱ロウして、水素化脱ロウされた燃料および部分的に水素化脱ロウされた潤滑油留分を含んでなる異性化体を製造する工程; (ii)これらの2種の留分を分離する工程; (iii)前記部分的に水素化脱ロウされた潤滑油留分を、重質留分と低沸点留分に分離する工程;および (iv)前記低沸点および重質留分を、個別に更に水素化脱ロウして、潤滑基油(重質潤滑基油を含む)を製造する工程 を含んでなることを特徴とする燃料および潤滑基油を製造する方法。
IPC (8件):
C10G 65/04 ,  C10G 2/00 ,  C10G 45/62 ,  C10G 45/64 ,  C10G 65/02 ,  C10G 65/14 ,  C10M 105/04 ,  C10M 177/00
FI (8件):
C10G65/04 ,  C10G2/00 ,  C10G45/62 ,  C10G45/64 ,  C10G65/02 ,  C10G65/14 ,  C10M105/04 ,  C10M177/00
Fターム (9件):
4H029AC00 ,  4H029AD00 ,  4H029DA01 ,  4H029DA10 ,  4H029DA11 ,  4H029DA13 ,  4H104BA02A ,  4H104EA04A ,  4H104JA01
引用特許:
出願人引用 (23件)
  • 米国特許第6,179,994号明細書
  • 米国特許第5,573,657号明細書
  • 米国特許第6,284,807号明細書
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審査官引用 (5件)
  • 潤滑基油の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-329066   出願人:シエル・インターナシヨネイル・リサーチ・マーチヤツピイ・ベー・ウイ
  • 特開昭59-036194
  • 特開平2-263896
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • トライポロジー叢書2 潤滑剤の実用性能, 19750610, 初版, p.15-22,32-35

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