特許
J-GLOBAL ID:200903030044493456

撮像装置および合焦制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 吉竹 英俊 ,  有田 貴弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-235150
公開番号(公開出願番号):特開2009-069255
出願日: 2007年09月11日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】精度の良い迅速な焦点検出を安定して行える撮像装置の技術を提供する。【解決手段】撮像装置は、位相差検出方式の焦点検出(位相差AF)とコントラスト検出方式の焦点検出(コントラストAF)とを並行して実行できる。この撮像装置のAF制御では、まず位相差AFで検出される暫定合焦位置にオフセットを加えた停止位置までフォーカスレンズを駆動するとともに、この駆動時に撮像素子で順次に得られる画像信号に基づきコントラストAFの評価値(AF評価値)を取得・保存する(ステップST1〜3)。次に、ステップST2で取得したAF評価値の履歴に基づきAF評価値がピークとなるフォーカスレンズの位置(最終合焦位置)を検出するとともに、この最終合焦位置までフォーカスレンズを駆動する(ステップST4〜6)。以上の動作により、精度の良い迅速な焦点検出を安定して行える。【選択図】図7
請求項(抜粋):
撮像装置であって、 (a)被写体に係る画像信号を取得する撮像手段と、 (b)フォーカスレンズを駆動する駆動手段と、 (c)コントラスト検出方式の焦点検出により、前記フォーカスレンズに係る合焦位置を検出する第1検出手段と、 (d)前記駆動手段により前記フォーカスレンズを前記合焦位置の方向に駆動させつつ、位相差検出方式の焦点検出により前記合焦位置についての暫定位置を検出する暫定位置検出処理を実行する第2検出手段と、 (e)前記駆動手段により、前記暫定位置を通過させた後に前記フォーカスレンズを前記合焦位置に戻り駆動させる合焦制御手段と、 を備え、 前記第1検出手段は、 (c-1)前記駆動手段により駆動されるフォーカスレンズの各位置において前記撮像手段で取得される画像信号に基づき、前記コントラスト検出方式の焦点検出で利用する焦点検出情報を取得する焦点情報取得処理を実行する手段と、 (c-2)前記焦点情報取得処理によって取得される焦点検出情報に基づき前記合焦位置を検出する合焦位置検出処理を実行する手段と、 を有するとともに、 前記合焦制御手段は、 (e-1)前記暫定位置検出処理によって検出される暫定位置に所定の行き過ぎ量が付加されたフォーカスレンズの停止位置を決定する決定手段と、 (e-2)前記暫定位置を通過させ前記停止位置まで前記フォーカスレンズを駆動させる第1駆動制御手段と、 (e-3)前記第1駆動制御手段によるフォーカスレンズの駆動の際に、少なくとも前記暫定位置を跨ぐ近傍の区間における前記焦点検出情報を前記焦点情報取得処理によって取得し、所定の記憶手段に保存する焦点情報保存手段と、 (e-4)前記所定の記憶手段に保存された焦点検出情報に基づき前記合焦位置検出処理によって前記合焦位置を検出し、当該合焦位置に前記フォーカスレンズを駆動させる第2駆動制御手段と、 を有することを特徴とする撮像装置。
IPC (5件):
G02B 7/28 ,  G02B 7/34 ,  G02B 7/36 ,  G03B 13/36 ,  H04N 5/232
FI (5件):
G02B7/11 N ,  G02B7/11 C ,  G02B7/11 D ,  G03B3/00 A ,  H04N5/232 H
Fターム (14件):
2H011BA21 ,  2H011BA31 ,  2H051BA03 ,  2H051BA47 ,  2H051DD20 ,  5C122DA04 ,  5C122EA68 ,  5C122FB04 ,  5C122FC02 ,  5C122FD01 ,  5C122FD06 ,  5C122FD07 ,  5C122HB01 ,  5C122HB10
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (6件)
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