特許
J-GLOBAL ID:200903030100760705

酸化物超電導材料を製造する熱処理炉

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-243169
公開番号(公開出願番号):特開平9-087093
出願日: 1995年09月21日
公開日(公表日): 1997年03月31日
要約:
【要約】【課題】 酸化物超電導材料の中間成形体を熱処理して結晶成長させる際に、中間体の周囲の雰囲気を極めて良好に制御し、高性能の酸化物超電導材料を量産できる熱処理炉を提供することを課題とする。【解決手段】 溶融法により酸化物超電導材料を製造する熱処理炉であって、酸化物超電導体の中間体Pを保持する台部30と、中間体Pの上方に出口をもち雰囲気ガス供給通路を兼ねる筒状案内部8と、筒状案内部8に着脱自在に保持され下端に結晶方向が定められた種結晶が固定された棒状の被案内部(図示せず)とを有する。シーデイング時に中間体Pの上面に被案内部を落下させ、被案内部の上端を筒状案内部8に当接させて種結晶の所定面が中間体の上面に当接させることができる。シーディング時に蓋部11を開ける必要がなく、中間体P直上の案内部から雰囲気ガスが供給されるので、雰囲気制御がより良好になり、良質の酸化物超電導材料が量産できる。
請求項(抜粋):
溶融法により酸化物超電導材料を製造する熱処理炉であって、酸化物超電導体の中間体を保持する台部と、シーデイング時に該中間体の上方に出口をもつ筒状案内部と、該筒状案内部に着脱自在に保持され下端に結晶方向が定められた種結晶が固定された棒状もしくは筒状の被案内部とを有し、シーデイング時に該中間体の上面に該被案内部を落下させ、該被案内部の上端を該筒状案内部に当接させて該種結晶の所定面が該中間体の上面に当接できるようにしたことを特徴とする酸化物超電導材料を製造する熱処理炉。
IPC (3件):
C30B 29/22 501 ,  C30B 11/00 ,  C30B 35/00
FI (3件):
C30B 29/22 501 B ,  C30B 11/00 Z ,  C30B 35/00
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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