特許
J-GLOBAL ID:200903030115750803

真空式下水道のリフト損失防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-257155
公開番号(公開出願番号):特開平9-078673
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 建設コストが安くて済み、必要とする動力が小さく、メンテナンスも容易な真空式下水道のリフト損失防止装置を提供すること。【解決手段】 上流側の真空汚水管3と、真空汚水管3よりも高い位置に設置される下流側の真空汚水管6と、真空汚水管3の端部に接続される集水タンク2と、集水タンク2と真空汚水管6の間に接続される汚水通過用の流出管5及び気体通過用の通気管7と、集水タンク2を外気に接続する空気取入管8と、通気管7と空気取入管8のいずれかを開とし他のいずれかを閉とするように切り換える切替弁9-1,9-2とを具備する。集水タンク2内に所定量の汚水が溜ると切替弁9-1,9-2によって通気管7を閉じるとともに空気取入管8を開いて集水タンク2内に外気を流入し、真空汚水管6内の真空圧と集水タンク2内の気圧との差圧によって集水タンク2内の汚水を流出管5を通して真空汚水管6に押し上げる。
請求項(抜粋):
上流側の真空汚水管と、該上流側の真空汚水管よりも高い位置に設置される下流側の真空汚水管と、前記上流側の真空汚水管の端部に接続されて該真空汚水管から排出される汚水を一旦貯留する集水タンクと、該集水タンクと前記下流側の真空汚水管の間に接続される汚水通過用の流出管と、前記集水タンクと前記下流側の真空汚水管の間に接続される気体通過用の通気管と、前記集水タンクを外気に接続する空気取入管と、前記通気管と空気取入管のいずれかを開とし他のいずれかを閉とするように切り換える切替弁とを具備し、集水タンク内に所定量の汚水が溜ると前記切替弁によって通気管を閉じるとともに前記空気取入管を開いて集水タンク内に外気を流入し、下流側の真空汚水管内の真空圧と集水タンク内の気圧との差圧によって集水タンク内の汚水を流出管を通して下流側の真空汚水管に押し上げることを特徴とする真空式下水道のリフト損失防止装置。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
  • 配水システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-327380   出願人:株式会社安部工業所, 中野年弘
  • 真空式下水道の伏越
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-020963   出願人:株式会社イナックス
  • 真空式下水道の水路橋
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-011303   出願人:株式会社イナックス
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