特許
J-GLOBAL ID:200903030180988922
残響効果付加装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-302539
公開番号(公開出願番号):特開2009-128559
出願日: 2007年11月22日
公開日(公表日): 2009年06月11日
要約:
【課題】 回路の無駄なく、高品質かつ長時間の残響音を生成する。 【解決手段】 FIRフィルタ80-1〜80-4および加算(累算)回路81を有する第1の畳み込み演算回路と、第1の畳み込み演算回路において所定の段数だけ遅延された楽音波形データを受け入れ、第1のサンプリング周波数よりも小さい第2のサンプリング周波数による、平均化された第2の楽音波形データを出力する移動平均回路82と、第2のサンプリング周波数による第2の楽音波形データを受け入れるFIRフィルタ80-5〜80-28および加算(累算)回路83を有する第2の畳み込み演算回路と、第2の畳み込み演算回路の加算回路83からの出力値を受け入れ、出力値を補間した補間値を算出し、第1のサンプリング周波数で、出力値および補間値を順次出力する補間回路84とを備え、加算回路81の出力と補間回路84の出力とがさらに加算され、残響音データとして出力される。【選択図】 図8
請求項(抜粋):
複数個のインパルス応答係数を記憶したインパルス応答係数メモリと、
時系列順に供給される楽音波形データを第1のサンプリング周期で複数段遅延させ、当該遅延された楽音波形データ夫々と前記インパルス応答係数メモリから読み出されたインパルス応答係数夫々とを乗算するとともに、各乗算結果を加算して出力する第1の畳み込み演算手段と、
この第1の畳み込み演算手段により所定段まで遅延された楽音波形データの出力周期を、前記第1のサンプリング周期より長い第2のサンプリング周期に変換する変換手段と、
この変換手段から順次供給される楽音波形データを、前記第2のサンプリング周期で複数段遅延させ、当該遅延された楽音波形データ夫々と前記インパルス応答係数メモリから読み出されたインパルス応答係数夫々とを乗算するとともに、各乗算結果を加算して出力する第2の畳み込み演算手段と、
この第2の畳み込み演算手段から順次供給される加算出力の出力周期を、前記第2のサンプリング周期から前記第1のサンプリング周期に変換する逆変換手段と、
この逆変換回路により前記第1のサンプリング周期で出力される前記加算出力と前記第1の畳み込み演算回路からの加算出力とを加算して出力する加算手段と、
を有することを特徴とする残響効果付加装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
5D108AA01
, 5D108AB07
, 5D108AD02
, 5D378JB00
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (9件)
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