特許
J-GLOBAL ID:200903019634329100

音声信号処理装置、音声信号処理方法、プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 脇 篤夫 ,  鈴木 伸夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-020652
公開番号(公開出願番号):特開2007-202020
出願日: 2006年01月30日
公開日(公表日): 2007年08月09日
要約:
【課題】仮想音源を再生するシステムについて、これまでよりも信号処理が効率的で、高音質が得られるものを提供する。【解決手段】仮想音源が1つの場合として、この音源に対応の音声信号に対してインパルス応答の畳み込み処理を実行する系について、インパルス応答の直接音部の畳み込み実行する信号処理系と、インパルス応答の反射音部の畳み込みを実行する信号処理系とに分ける。そのうえで、これらの信号処理系において、畳み込み処理が実行された信号ごとに残響が付加されるようにして残響付加回路を設ける。また、反射音部分のインパルス応答を畳み込む信号処理系では、直接音部分のインパルス応答を畳み込む信号処理系よりも低いサンプリング周波数にダウンサンプリングした信号を用いるようにする。【選択図】図2
請求項(抜粋):
所定の単一音源の基となる音声信号である単一音源対応音声信号に対して、上記単一音源の位置に応じて求められる第1の空間伝達関数に基づいたインパルス応答における直接音に相当する部分を畳み込む処理を実行する第1の畳み込み手段と、 上記単一音源対応音声信号に対して、上記第1の空間伝達関数と対となるもので上記単一音源の位置に応じて求められる第2の空間伝達関数に基づいたインパルス応答における直接音に相当する部分を畳み込む処理を実行する第2の畳み込み手段と、 上記単一音源対応音声信号に対して、上記第1の空間伝達関数に基づいたインパルス応答における反射音に相当する部分を畳み込む処理を実行する第3の畳み込み手段と、 上記単一音源対応音声信号に対して、上記第2の空間伝達関数に基づいたインパルス応答における反射音に相当する部分を畳み込む処理を実行する第4の畳み込み手段と、 上記第3の畳み込み手段による処理後の信号に対して、残響として再生される信号成分を付加するための処理を実行する第1の残響付加手段と、 上記第4の畳み込み手段による処理後の信号に対して、残響として再生される信号成分を付加するための処理を実行する第2の残響付加手段と、 上記第1の畳み込み手段を備える系から出力される信号と、上記第3の畳み込み手段及び上記第1の残響付加手段を備える系から出力される信号とを加算して出力する第1の加算手段と、 上記第2の畳み込み手段を備える系から出力される信号と、上記第4の畳み込み手段及び上記第2の残響付加手段を備える系から出力される信号とを加算して出力する第2の加算手段と、 を少なくとも備えて構成する、ことを特徴とする音声信号処理装置。
IPC (2件):
H04S 1/00 ,  H04S 5/02
FI (4件):
H04S1/00 L ,  H04S5/02 B ,  H04S5/02 F ,  H04S5/02 Y
Fターム (3件):
5D062AA74 ,  5D062BB03 ,  5D062BB06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 音声再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-073923   出願人:ソニー株式会社
審査官引用 (9件)
  • 音場再生装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-032993   出願人:松下電器産業株式会社
  • 信号処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-280809   出願人:松下電器産業株式会社
  • 残響装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-106115   出願人:株式会社河合楽器製作所
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