特許
J-GLOBAL ID:200903030210102584

エコーキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-189263
公開番号(公開出願番号):特開平8-056254
出願日: 1994年08月11日
公開日(公表日): 1996年02月27日
要約:
【要約】【目的】適応フィルタのタップ係数を少ない演算量で短時間に収束できるようにし、これにより簡単にして立ち上がり応答性の向上を図る。【構成】送話信号中の音響エコーをキャンセルするための第1の適応フィルタ14aおよび加算器14bの他に、学習用の第2の適応フィルタ14cおよび加算器14dと、第1および第2の逆フィルタ14e,14fとを設けている。そして、これらの逆フィルタ14e,14fにおいて、音声復号回路9で再生されたLPCパラメータを基に、それぞれディジタル受話信号の相関および音響エコーの相関を除去した白色雑音信号を生成して、これらの白色雑音信号を基に第2の適応化フィルタ14cおよび加算器14dに学習を行なわせ、この学習により更新されたタップ係数を上記第1の適応フィルタ14aに転送して、音響エコーをキャンセルするための疑似エコーの生成を行なわせるようにしたものである。
請求項(抜粋):
符号化音声信号を復号して受信音声信号を再生する音声復号回路を備えたディジタル通信装置に設けられるエコーキャンセラにおいて、前記音声復号回路により復号再生された受信音声信号の相関を、当該受信音声信号の復号再生過程で前記音声復号回路において再生される所定の音声パラメータ情報を基に除去するための第1の逆フィルタと、送信音声信号に含まれるエコーの相関を、前記音声復号回路において受信音声信号の復号再生過程で再生される所定の音声パラメータ情報を基に除去するための第2の逆フィルタと、これら第1および第2の逆フィルタの出力信号を基に前記受信音声信号と前記送信音声信号に含まれるエコーとの関係を学習し、この学習により得られたタップ係数と前記受信音声信号とを基に疑似エコーを生成してこの疑似エコーを前記送信音声信号から差し引くことにより当該送信音声信号に含まれるエコーを消去するエコーキャンセラ本体とを具備したことを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/23
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)
  • エコーキヤンセラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-238028   出願人:株式会社東芝
  • 特開平4-022227

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