特許
J-GLOBAL ID:200903030505115254

オーディオ信号の時間スケール及び/又は基本周波数を変更するための信号処理技術

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-568078
公開番号(公開出願番号):特表2002-524759
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2002年08月06日
要約:
【要約】 オーディオ周波数信号の時間スケール及び/又はピッチ変更のための信号処理方法が開示される。本方法は、波形を符号化及び再合成し、これにより、波形を一連のフレームにサンプルし、各フレームを、ピークが各フレームの略ゼロ点に集中する窓関数と掛け合わせる。その後、結果の関数を高速フーリエ変換し、周波数領域波形を生成する。結果の波形は、周波数に応じて仕様が変化する可変カーネル関数で重畳する。重畳後の各フレームのマグニチュードスペクトルにおける極大値及び関連の極小値は、各極大値及び関連の極小値が複数の部分領域を形成するように配置される。各部分領域は、信号の周波数成分に対応する。各部分領域は、規定部分領域内に位置する複素周波数成分又はビンを加算して信号ベクトルとすることにより、周波数領域表示で個別に分析する。可変カーネル関数は、適宜に変更し、信号の周波数レンジにおける周波数と時間的分解能との間で異なるトレードオフを達成することができる。
請求項(抜粋):
波形の符号化及び再合成方法であって、 波形をサンプルして一連の個別サンプルを獲得し、これから夫々複数のサンプルをスパンする一連のフレームを構築することと、 ピークが各フレームの略ゼロ点に集中した窓関数を各フレームを掛け合わせることと、 各フレームに高速フーリエ変換を適用することにより、周波数領域波形を形成することと、 結果の周波数領域データを、周波数に応じて仕様が変化する可変カーネル関数で重畳すること、 重畳後の各フレームのマグニチュードスペクトルにおいて、各極大値及びその関連の極小値が信号の周波数成分に対応する複数の部分領域を夫々形成する極大値及び周囲の極小値を検出することと、 規定部分領域内に位置する複素周波数成分若しくはビンを合計して信号ベクトルとすることにより、各部分領域を周波数領域表示で個別分析し、ここで、前記可変カーネル関数を適宜に変化させて、信号の周波数レンジにおける周波数と時間的分解能と間で異なるトレードオフを達成することと、 を含んで構成される方法。
IPC (4件):
G10L 13/00 ,  G10L 19/00 ,  G10L 21/04 ,  H03M 7/30
FI (4件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/02 D ,  G10L 3/02 A ,  G10L 9/18 M
Fターム (7件):
5D045BA00 ,  5D045DA20 ,  5J064AA02 ,  5J064BA16 ,  5J064BC01 ,  5J064BC12 ,  5J064BD01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
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