特許
J-GLOBAL ID:200903030572274839

永久磁石併用同期回転機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195299
公開番号(公開出願番号):特開平11-041887
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 第1の回転子コアの突出部および第2の回転子コアの突出部の外径方向への拡がりを第3の回転子コアにて抑えて耐遠心力強度を向上しつつ、かつ第3の回転子コアにて磁石の保持を行うことで組み付けが容易となる。【解決手段】 ロータ120は鉄心コア121aおよび121b、電磁鋼板を積層して構成された積層コア122、鉄心コア121aおよび121bから放射状に伸びた極部(突出部)123aおよび123b、鉄心コア121aおよび121bの間に巻装された界磁巻線124ならびに鉄心コア121aおよび121bが圧入されたシャフト125を有している。そして、ロータ120外周はロータ120に挿入された磁石128により、N磁極,S磁極の各磁極を構成しているが、N磁極の磁束はN磁極側溝127と噛み合う極部123a、鉄心コア121a、鉄心コア121b、S磁極側溝127と噛み合う極部123bを通ってS磁極に短絡している。これにより、ステータ110側への有効磁束を分流、短絡し減少させている。
請求項(抜粋):
固定子巻線が巻装された固定子と、磁性体よりなり、径方向外周側に延びる複数の突出部を有する第1の回転子コアと、磁性体よりなり、径方向外周側に延びる前記第1の回転子コアと同数の突出部を有し、前記第1の回転子コアに対して互いの突出部が交互になるように配置された第2の回転子コアと、磁性体よりなり、前記第1の回転子コアおよび前記第2の回転子コアの突出部間の空間を覆う第3の回転子コアと、この第3の回転子コアにN極及びS極の磁極の表面から前記固定子に磁束を供給するように設けられた磁石と、前記第1の回転子コアと前記第2の回転子コア間に、第1の回転子コアと前記第2の回転子コア共通の回転軸上を中心に巻装される界磁巻線とを備え、前記第1の回転子コアおよび前記第2の回転子コアは、前記第3の回転子コアのN極およびS極を前記第1の回転子コアおよび前記第2の回転子コア内径側で磁気的に短絡すると共に、前記界磁巻線は前記第1の回転子コアおよび前記第2の回転子コアに流れる磁束量を制御するようにしたことを特徴とする永久磁石併用同期回転機。
IPC (5件):
H02K 21/12 ,  H02K 1/27 501 ,  H02K 1/27 ,  H02K 19/22 ,  H02K 21/04
FI (5件):
H02K 21/12 M ,  H02K 1/27 501 A ,  H02K 1/27 501 K ,  H02K 19/22 ,  H02K 21/04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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