特許
J-GLOBAL ID:200903030765085855

内燃機関の燃料供給量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203968
公開番号(公開出願番号):特開平11-036937
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】燃料タンク内の燃料が枯れた状態又は低沸点成分が少ない燃料であっても運転性を確保することができる内燃機関の燃料供給制御装置を提供することにある。【解決手段】 エンジン1が始動後暖機完了前には(ステップS16でYES)、燃料の枯れの程度を取得するために燃料タンク9の負圧化終了後の燃料タンク9の内圧の上昇量ΔPupと燃料温度Tgに応じたRVP値を算出して(ステップS28)、次いでこのRVP値に応じた燃料補正係数Kfを算出し(ステップS29)、このKf値を吸気管内絶対圧PBA及びエンジン回転数NEに応じた基本燃料量TIに乗算して燃料噴射時間TOUTを算出する(ステップS15)。この結果、燃料タンク9内の燃料の枯れの程度に応じて燃料噴射弁6の燃料噴射時間TOUTの増量補正を行うことができ、燃料タンク9内の燃料が枯れている場合や、低沸点成分の少ない夏期用燃料を冬期に使用した場合に、内燃機関への燃料供給量を燃料の枯れの程度に応じた値とすることができ、内燃機関の運転性が悪くなるのを防止でき、所要の運転性を確保することができる。
請求項(抜粋):
燃料タンクと内燃機関の吸気系とを接続する蒸発燃料通路と、該蒸発燃料通路の途中に設けられ、該蒸発燃料通路を開閉する制御弁と、前記燃料タンクの内圧が負圧になるように前記制御弁の開度を制御する負圧化制御手段とを備えた内燃機関の燃料供給量制御装置であって、前記内燃機関への燃料供給量を制御する燃料供給制御手段を有する内燃機関の燃料供給量制御装置において、前記燃料タンクの内圧を検出する圧力センサを含み、前記燃料供給制御手段は前記負圧化制御手段による前記燃料タンクの負圧化が終了した後に前記圧力センサにより検出された前記燃料タンクの内圧の上昇量に応じて前記内燃機関への燃料供給量を増加させることを特徴とする内燃機関の燃料供給量制御装置。
IPC (6件):
F02D 41/04 330 ,  F02D 41/02 330 ,  F02D 41/06 325 ,  F02D 41/34 ,  F02M 25/08 ,  F02M 69/00
FI (6件):
F02D 41/04 330 P ,  F02D 41/02 330 J ,  F02D 41/06 325 ,  F02D 41/34 N ,  F02M 25/08 Z ,  F02M 69/00 320 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る