特許

J-GLOBAL ID：200903030808755051

磁気冷凍材料及びその製造方法

発明者： 深道 和明 ,  藤田 麻哉 ,  飯島 嘉明 ,  斉藤 明子 ,  小林 忠彦 ,  佐橋 政司
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-290258
公開番号（公開出願番号）：特開2003-096547
出願日： 2001年09月21日
公開日（公表日）： 2003年04月03日
要約：

【要約】【課題】 室温領域において大きなエントロピー変化を伴う磁気相転移が現われ、安定的に磁気冷凍サイクルを構成することができる磁気冷凍材料を提供する。【解決手段】 本発明の磁気冷凍材料は、NaZn13型の結晶構造を備え、Fe(鉄)を主たる構成元素とし(即ち、“Zn”に相当する位置にFeが入る)、H(水素)を全構成元素に対して2原子%以上18元素を含有することを特徴とする。好ましくは、上記の磁気冷凍材料は、全構成元素に対して、Feを61原子%以上87原子%以下、Si及びAlを合計で4%以上18%以下、Laを5原子%以上7原子%以下、含有する。上記の磁気冷凍材料は、室温領域において大きなエントロピー変化を示すとともに、磁気相転移に温度ヒステリシスが生じない。従って、この磁気冷凍材料を用いて磁気冷凍サイクルを構成した場合に、運転を安定的に行うことができる。

請求項（抜粋）：

NaZn13型の結晶構造を備え、Fe(鉄)を主たる構成元素とし、H(水素)を全構成元素に対して2原子%以上18原子%以下含有することを特徴とする磁気冷凍材料。

IPC (2件)：

C22C 38/00 303 ,  F25B 21/00

FI (2件)：

C22C 38/00 303 S ,  F25B 21/00 A

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 超磁歪材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-268192   出願人：深道和明, ワイケイケイ株式会社
• 超磁歪材料とその製造方法、およびそれを用いた磁歪アクチュエータと磁歪センサ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-033968   出願人：株式会社東芝
• 超磁歪材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-217570   出願人：深道和明, ワイケイケイ株式会社
• 磁性材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-086683   出願人：株式会社東芝