特許
J-GLOBAL ID:200903030880134312

スペクトル拡散通信用相関器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯田 凡雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291631
公開番号(公開出願番号):特開平9-116465
出願日: 1995年10月16日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 初期同期引込み時間等が長くなく、かつ回路規模が大きくならないスペクトル拡散通信用相関器を提供する。【解決手段】 受信部1からの同相成分信号Iおよび直交成分信号Qをそれぞれ粗精度整合フィルタ2および3に与え、この粗精度整合フィルタ2および3の出力をそれぞれ2乗回路4および5に与えて2乗して出力する。そして2乗回路4および5の出力を加算器6で加算して入力信号の包絡線出力を得て、レベル判定部7では当該包絡線出力から1シンボル時間中の最大値の時間位置とローカル拡散符号との位相差を得て出力する。フェーズロックドループ8はサンプルレートクロックを入力拡散符号に同期して送出し、時間窓付相関器9は、これにより所定の時間窓内チップの同相成分信号I等とローカル拡散符号との相関を取る。
請求項(抜粋):
実数乗算器と積分器とからなり、受信部から送出されてくる直交検波信号の同相成分の上位数ビットを入力し、この入力した上位数ビットと自局で使用するローカル拡散符号との間の相関を取る第1の粗精度整合フィルタと、実数乗算器と積分器とからなり、受信部から送出されてくる直交検波信号の直交成分の上位数ビットを入力し、この入力した上位数ビットと自局で使用するローカル拡散符号との間の相関を取る第2の粗精度整合フィルタと、上記第1の粗精度整合フィルタの出力を2乗する第1の2乗回路と、上記第2の粗精度整合フィルタの出力を2乗する第2の2乗回路と、上記第1の2乗回路の出力と上記第2の2乗回路の出力とを加算する加算器と、上記加算器の出力のレベルを観察し、この出力レベルが1シンボル時間中において最大となる時間位置より前記ローカル拡散符号の位相補正量を出力するレベル判定回路と、上記レベル判定回路からの位相補正量を用いて上記直交検波信号とローカルサンプルクロックとの位相差を減らす方向に位相調整を行なうフェーズロックドループと、上記フェーズロックドループからのローカルサンプルクロックを用いて所定の時間窓内チップの上記直交検波信号の同相成分および直交成分とローカル拡散符号との相関を取る時間窓付相関器とを備えることを特徴とするスペクトル拡散通信用相関器。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04L 7/00
FI (2件):
H04J 13/00 D ,  H04L 7/00 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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