特許
J-GLOBAL ID:200903030955645164

分散処理システム、分散処理方法、およびその方法を利用可能なクライアント端末

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森下 賢樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-184158
公開番号(公開出願番号):特開2003-006127
出願日: 2001年06月18日
公開日(公表日): 2003年01月10日
要約:
【要約】【課題】 分散処理システムにおいて通信により発生する遅延の影響を軽減する技術を提供する。【解決手段】 分散処理システムにおいて、ユーザ端末は、サーバから伝達された他のユーザ端末で発生したイベント情報を受信する。イベント情報がネットワーク上を伝送されている間に、既に処理サーバ上のモデルはユーザ端末上のモデルと異なるものとなっている。そこで、状態変化補正部210は、処理部208で処理されているモデルの状態を、処理サーバ上のモデルの状態と同じになるように、連続的に状態を遷移させる。
請求項(抜粋):
サーバと複数のクライアント端末を含み、時間的に変化する事象をシミュレートする分散処理システムであって、前記サーバに関する構成に適宜第1」を冠し、前記クライアント端末に関する構成に適宜「第2」を冠して表現するとき、前記サーバは、前記事象を管理するものであり、前記クライアント端末は、前記事象をシミュレートして前記事象に関する情報をユーザに出力するものであり、前記クライアント端末は、前記ユーザの操作により発生する前記事象の変化を前記サーバへ通知する第2の送信部を含み、前記サーバは、前記複数のクライアント端末から通知される前記変化を受信する第1の受信部と、前記変化に基づいて前記事象をシミュレートする第1の処理部と、一つのクライアント端末から通知された前記変化を、それぞれのクライアント端末へ通知する第1の送信部とを含み、前記クライアント端末はさらに、前記サーバから前記変化を受信する第2の受信部と、前記変化に基づいて前記事象をシミュレートする第2の処理部と、前記サーバから前記クライアント端末へ前記変化が通知されるときの遅延時間に基づいて、前記第1の処理部における前記事象の状態を算出し、前記第2の処理部における前記事象の状態を前記第1の処理部における事象の状態に同期させるべく、前記事象の状態を連続的に変化させる状態変化補正部と、を含むことを特徴とする分散処理システム。
IPC (6件):
G06F 13/00 650 ,  A63F 13/00 ,  A63F 13/10 ,  A63F 13/12 ,  G06F 15/16 620 ,  G06F 15/177 681
FI (6件):
G06F 13/00 650 A ,  A63F 13/00 B ,  A63F 13/10 ,  A63F 13/12 C ,  G06F 15/16 620 B ,  G06F 15/177 681 Z
Fターム (8件):
2C001BB04 ,  2C001BC03 ,  2C001BC10 ,  2C001CB01 ,  2C001CB08 ,  5B045CC00 ,  5B045GG01 ,  5B045KK04
引用特許:
審査官引用 (2件)

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