特許
J-GLOBAL ID:200903030972731767
金属酸化物およびペロブスカイトまたはペロブスカイト様結晶構造を有する金属酸化物を合成するための方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
瀧野 秀雄 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-560061
公開番号(公開出願番号):特表2002-520248
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2002年07月09日
要約:
【要約】成分の化学反応を誘発し、それによってX線回折法により決定される微小結晶構造を有するペロブスカイトまたはペロブスカイト様材料の形態の前記金属酸化物を直接機械合成するために充分な高エネルギーミル粉砕を出発粉末の混合物に施すことを含んでなる工程によって、ペロブスカイトまたはペロブスカイト様結晶構造を有する金属酸化物を製造する。本発明による方法は、非常に高い比表面積を容易に示すことができるペロブスカイトを製造するために簡単であり、効果的であり、費用が嵩まず、また一切の加熱段階を求めない。もう一つの利点は、本発明のよって得られるペロブスカイトは、高密度の格子欠陥も有し、それによってより高い触媒活性ならびに触媒および電子伝導体としての最終用途に非常に望ましい特性を示すことである。
請求項(抜粋):
ペロブスカイトまたはペロブスカイト様結晶構造、および所定の理論含有率の酸素を有する金属酸化物を機械合成するための方法であって、前記金属酸化物が、一般式ABO<SB>3</SB>のペロブスカイト、一般式[(ABO<SB>3</SB>)<SB>n</SB>+C<SB>y</SB>O<SB>z</SB>]のペロブスカイト様材料、ペロブスカイトから誘導され、且つ一般式(ABO<SB>3-x</SB>)を有する非化学量論的化合物、およびペロブスカイト様材料から誘導され、且つ一般式[(ABO<SB>3-x</SB>)<SB>n</SB>+C<SB>y</SB>O<SB>z</SB>]を有する非化学量論的化合物(式中、● Aは、Al、Y、Na、K、Rb、Cs、Pb、La、Sr、Ba、Cr、Ag、Ca、Pr、Nd、Biおよび周期表のランタン系列の元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を含んでなり、● Bは、Al、Ga、In、Zr、Nb、Sn、Ru、Rh、Pd、Re、Os、Ir、Pt、U、Co、Fe、Ni、Mn、Cr、Ti、Cu、Mg、V、Nb、Ta、MoおよびWからなる群から選択される少なくとも一つの元素を含んでなり、● Cは、Al、Ga、In、Zr、Nb、Sn、Ru、Rh、Pd、Re、Os、Ir、Pt、U、Co、Fe、Ni、Mn、Cr、Ti、Cu、Mg、V、Nb、Ta、Mo、W、Al、Y、Na、K、Rb、Cs、Pb、La、Sr、Ba、Cr、Ag、Ca、Pr、Nd、Biおよび周期表のランタン系列の元素からなる群から選択される少なくとも一つの元素を表わし、● nは、1と10の間の整数を表わし、● 0<x<3であり、● yは、1と5の間の整数を表わし、● zは、1と5の間の整数を表わす)からなる群から選択され、前記方法が、式中でA、BおよびCにより表わされる成分を含有するよう配合された出発粉末の混合物に、成分の化学反応を誘発し、それによってX線回折法により決定される微小結晶構造を有するペロブスカイトまたはペロブスカイト様材料の形態の前記金属酸化物を直接機械合成するために充分な高エネルギーミル粉砕を施す段階を含んでなる、方法。
IPC (6件):
C01B 13/14
, C01G 1/02
, C01G 3/00
, C01G 45/00
, C01G 49/00
, C01G 51/00
FI (6件):
C01B 13/14 Z
, C01G 1/02
, C01G 3/00
, C01G 45/00
, C01G 49/00 A
, C01G 51/00 A
Fターム (18件):
4G002AA06
, 4G002AA08
, 4G002AA09
, 4G002AB01
, 4G002AE05
, 4G042DA02
, 4G042DB07
, 4G042DB24
, 4G042DC03
, 4G042DD10
, 4G042DE03
, 4G042DE12
, 4G048AA03
, 4G048AB01
, 4G048AC04
, 4G048AC08
, 4G048AD08
, 4G048AE05
引用特許:
引用文献:
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