特許
J-GLOBAL ID:200903030991752392

回り込みキャンセラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-341862
公開番号(公開出願番号):特開2001-160794
出願日: 1999年12月01日
公開日(公表日): 2001年06月12日
要約:
【要約】【課題】 放送波中継SFNを行う地上デジタル放送の中継放送所において、中継放送機がループ発振することのないように中継放送機を制御し、また、たとえ中継放送機がループ発振することがあっても直ちに正常に放送波中継を行うように自動復旧することが可能な回り込みキャンセラは存在しなかった。【解決手段】 中継放送機1がループ発振を起こした場合に、そのループ発振を回り込みキャンセラ3が検知し、ループ発振が検知された場合、制御回路7によってFIRフィルタ5のフィルタ係数がすべて0となるようにフィルタ係数生成回路4を制御することでFIRフィルタ5の出力をゼロにするとともに中継放送機1の出力を減力または停止させるように制御を行うように構成した。
請求項(抜粋):
減算器と、該減算器の減算端子にその出力信号が供給されるように実質的に接続された回り込み信号の複製を発生する信号処理部とを少なくとも具えてなり、前記減算器の被減算端子には前記回り込み信号を含んだ信号を入力する中継放送機の受信変換部の出力端子が接続され、前記減算器の出力端子には中継放送機の送信変換部の入力端子が接続され、そして前記信号処理部の入力端子には、前記送信変換部の入出力信号のいずれか一方の信号が分岐されて実質的に供給されるように構成され、前記信号処理部はトランスバーサルフィルタと該フィルタのタップ係数制御用のフィルタ係数生成回路とで構成されているOFDM信号を用いたデジタル伝送の回り込みキャンセラにおいて、前記中継放送機がループ発振していることを検知し、該検知の結果、前記ループ発振していることが検知されたとき、前記トランスバーサルフィルタの出力を停止するとともに、前記中継放送機の出力を減力または停止させるように制御を行う制御回路を少なくとも具えて構成したことを特徴とする回り込みキャンセラ。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04H 1/00
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04H 1/00 U
Fターム (5件):
5K022AA29 ,  5K022AA41 ,  5K022DD01 ,  5K022DD39 ,  5K022DD53
引用特許:
出願人引用 (4件)
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