特許
J-GLOBAL ID:200903030995629722
NOx測定装置及びNOxセンサの出力補正方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
加藤 朝道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-188902
公開番号(公開出願番号):特開2004-028925
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
【課題】個体間のバラツキが少ないNOx測定装置及びセンサの出力補正方法。【解決手段】被検ガスが導入される第1測定室5と、連通する第2測定室6と、被検ガス中の酸素濃度に応じた電流Ip1が流れる第1酸素ポンプセル1と、被検ガス中のNOx濃度に応じた電流Ip2が流れる第2酸素ポンプセル2と、酸素分圧検知セル3を備えるNOxセンサ素子と、酸素分圧検知セル3と第1酸素ポンプセル1に接続され酸素分圧検知セル3の検出出力に基づいて電流Ip1を制御することにより、第1測定室5内の酸素濃度を制御する第1酸素ポンプセル制御手段20と、第2酸素ポンプセル2に所定の電圧を印加することにより、NOx濃度に応じた電流Ip2が流れるように制御する第2酸素ポンプセル制御手段22と、電流Ip2のゲイン値及びオフセット値を記憶する記憶手段と、これらの値に基づいて、NOx濃度検出信号を生成する手段とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
第1拡散抵抗を介して被検ガスが導入される第1測定室と、前記第1測定室内と外に設けられた一対の電極を備え、該一対の電極間の電位差に基づいて前記第1測定室内における被検ガス中の酸素濃度を検出する酸素分圧検知セルと、前記第1測定室内から外へ又は該第1測定室外から内へ酸素を汲み出すことにより、被検ガス中の酸素濃度に応じた電流(以下「第1酸素ポンプ電流」という)が流れる第1酸素ポンプセルと、前記第1測定室から第2拡散抵抗を介してガスが導入される第2測定室と、前記第2測定室内の窒素酸化物を分解し、解離した酸素が移動することによりNOx濃度に応じた電流(以下「第2酸素ポンプ電流」という)が流れる第2酸素ポンプセルと、を備えるNOxセンサ素子と、
前記酸素分圧検知セルと前記第1酸素ポンプセルに接続され、前記酸素分圧検知セルの検出出力に基づいて前記第1酸素ポンプ電流を制御することにより、前記第1測定室内の酸素濃度を制御する第1酸素ポンプセル制御手段と、
前記第2酸素ポンプセルに電気的に接続され、該第2酸素ポンプセルに所定の電圧を印加することにより、NOx濃度に応じた前記第2酸素ポンプ電流が流れるように該第2酸素ポンプセルを制御する第2酸素ポンプセル制御手段と、
予め求められている前記第2酸素ポンプ電流の大きさとNOx濃度の関係を示す前記第2酸素ポンプ電流のゲイン値、及び予め求められているNOx濃度がゼロのときの前記第2酸素ポンプ電流の大きさを示す前記第2酸素ポンプ電流のオフセット値を記憶する記憶手段と、
前記第2酸素ポンプ電流と、前記記憶されている前記第2酸素ポンプ電流のゲイン値及び前記第2酸素ポンプ電流のオフセット値に基づいて、NOx濃度検出信号を生成する手段と、を備えるコントローラと、
を有することを特徴とするNOx測定装置。
IPC (3件):
G01N27/416
, G01N27/26
, G01N27/419
FI (6件):
G01N27/46 331
, G01N27/26 371D
, G01N27/46 327B
, G01N27/46 327E
, G01N27/46 327G
, G01N27/46 327R
引用特許:
審査官引用 (2件)
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ガスセンサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-100954
出願人:日本特殊陶業株式会社
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NOxセンサ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-370248
出願人:日本特殊陶業株式会社
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