特許
J-GLOBAL ID:200903030999052942

動圧軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 隆英
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203806
公開番号(公開出願番号):特開平11-030229
出願日: 1997年07月14日
公開日(公表日): 1999年02月02日
要約:
【要約】【課題】 簡易で低コストな構造で、潤滑剤漏れを良好に防止しつつ軸受特性の低下防止及び軸受の長寿命化を図り、しかも適用性の広い動圧軸受装置を提供する。【解決手段】 2つの動圧軸受部16a,22bは、回転開始時に所定の方向に潤滑剤8が移動するようにアンバランスな動圧発生用溝を有し、2つの動圧軸受部16a,22bの外側に、回転停止時の潤滑剤8の液面が内部の所定位置に位置し当該潤滑剤8を保持する毛細管シール部31a,31bをそれぞれ形成すると共に、これらの毛細管シール部31a,31bのうち潤滑剤8の移動を受ける側の毛細管シール部31aの許容量を潤滑剤8の移動量を許容する大きさに設定し、潤滑剤8の充填量を、動圧軸受部16a,16b,22a,22bを構成する軸受隙間Y1,Y2,X1,X2の容量の5倍以上としてなるもの。
請求項(抜粋):
軸側部材と、当該軸側部材と嵌合する軸受側部材と、を有し、前記軸側部材と前記軸受側部材との間に2つの動圧軸受部を形成し、これらの2つの動圧軸受部の間に潤滑剤を連続充填して相対回転可能とした動圧軸受装置において、前記2つの動圧軸受部は、回転開始時に所定の方向に前記潤滑剤が移動するようにアンバランスな動圧発生用溝を有し、前記2つの動圧軸受部の外側に、回転停止時の潤滑剤の液面が内部の所定位置に位置し当該潤滑剤を保持する毛細管シール部をそれぞれ形成すると共に、これらの毛細管シール部のうち前記潤滑剤の移動を受ける側の毛細管シール部の許容量を前記潤滑剤の移動量を許容する大きさに設定し、前記潤滑剤の充填量を、動圧軸受部を構成する軸受隙間の容量の5倍以上としたことを特徴とする動圧軸受装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-272318
  • 動圧型流体軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-130067   出願人:松下電器産業株式会社
  • 動圧軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-275907   出願人:日本精工株式会社
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