特許
J-GLOBAL ID:200903031004584994

エコーキャンセラ及びエコーキャンセリング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 芳末 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-083632
公開番号(公開出願番号):特開2003-284184
出願日: 2002年03月25日
公開日(公表日): 2003年10月03日
要約:
【要約】【課題】 サンプリング周波数の高いステレオ音声信号を送受信する双方向コミュニケーションシステムにおいて、一定以上の長い最大エコーパス長を確保しつつ、小型且つ低コストにエコーをキャンセルする。【解決手段】 所定のサンプリング周波数のステレオ音声信号のうち、M-S(ミッド-サイド)方式のミッド成分の音声信号を第1, 第2の帯域分割手段4,6で帯域分割し、低周波帯域のミッド成分の音声信号を、第1, 第2の周波数変換手段8, 10でサンプリング周波数を下げた後適応フィルタ13で処理し、適応フィルタ13から出力した誤差信号を第3の周波数変換手段20, 21でもとのサンプリング周波数に上げる。
請求項(抜粋):
スピーカに送られる所定のサンプリング周波数のステレオ音声信号のうち、M-S(ミッド-サイド)方式のミッド成分の音声信号を、低周波帯域の音声信号と高周波帯域の音声信号とに帯域分割する第1の帯域分割手段と、前記第1の帯域分割手段で帯域分割された低周波帯域のミッド成分の音声信号のサンプリング周波数を所定レートで下げる第1の周波数変換手段と、マイクロホンから入力する前記所定のサンプリング周波数のステレオ音声信号のうち、M-S方式のミッド成分の音声信号を、前記低周波帯域の音声信号と前記高周波帯域の音声信号とに帯域分割する第2の帯域分割手段と、前記第2の帯域分割手段で帯域分割された低周波帯域のミッド成分の音声信号のサンプリング周波数を前記所定レートで下げる第2の周波数変換手段と、前記第1の周波数変換手段から出力した低周波帯域のミッド成分の音声信号がリファレンス信号として供給されるとともに、前記第2の周波数変換手段から出力した低周波帯域のミッド成分の音声信号が目標信号として供給され、前記リファレンス信号から前記目標信号のレプリカを作成し、前記目標信号から前記レプリカを差し引いた誤差信号を出力する適応フィルタと、前記適応フィルタから出力した前記誤差信号のサンプリング周波数を前記所定のサンプリング周波数に上げる第3の周波数変換手段とを備えたことを特徴とするエコーキャンセラ。
IPC (5件):
H04R 3/02 ,  G10L 21/02 ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60 ,  H04S 1/00
FI (5件):
H04R 3/02 ,  H04B 3/23 ,  H04M 1/60 C ,  H04S 1/00 Z ,  G10L 9/00 F
Fターム (15件):
5D020CC05 ,  5D062CC09 ,  5K027AA07 ,  5K027BB03 ,  5K027DD10 ,  5K046AA01 ,  5K046BA01 ,  5K046CC21 ,  5K046CC29 ,  5K046HH02 ,  5K046HH57 ,  5K046HH59 ,  5K046HH77 ,  5K046HH78 ,  5K046HH79
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 音響エコーキャンセル方法とそのシステム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-303188   出願人:ルーセントテクノロジーズインコーポレイテッド
  • 会議システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-087631   出願人:フィリップスエレクトロニクスネムローゼフェンノートシャップ

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