特許
J-GLOBAL ID:200903031036018486

内燃機関用ピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 末成 幹生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-273800
公開番号(公開出願番号):特開2007-085224
出願日: 2005年09月21日
公開日(公表日): 2007年04月05日
要約:
【課題】製造コストを増加させることなく疲労強度と耐摩耗性とを兼ね備える内燃機関用ピストンを提供する。【解決手段】燃焼室面1aと、スカートリブ6と、ピンボス4とクラウン1とを接続するピンボスリブ4aと、ピンボス4の下部4bの少なくとも1つの部位が鋳肌面とされるとともに、この鋳肌面を含む表層部が初晶Siが晶出していない第1の共晶組織とされている。トップリング溝2aとピストンピン穴5は、機械加工などによって表層部が除去されてなる加工面とされるとともに、この加工面を含む層が初晶Siが晶出している第2の共晶組織とされている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
Si:11〜18重量%を含有する過共晶Al-Si合金をダイカストにより鋳造してなる内燃機関用ピストンであって、頂面が燃焼室面とされたピストンクラウンと、ピストンスカート部と、ピストンピン穴と、このピストンピン穴が貫通するピンボスと、外周面に形成されたトップリング溝とを備え、上記燃焼室面と、上記ピンボスと上記クラウンとを接続するピンボスリブと、上記ピンボスの下部外周面と、上記ピンボスと上記ピストンスカート部とを接続するスカートリブの少なくとも1つが鋳肌面とされるとともに、この鋳肌面を含む表層部が初晶Siが晶出していない第1の共晶組織からなり、上記トップリング溝および上記ピストンピン穴の少なくともいずれか一方は、表層部が除去されてなる加工面とされるとともに、この加工面を含む層が初晶Siが晶出している第2の共晶組織からなることを特徴とする内燃機関用ピストン。
IPC (2件):
F02F 3/00 ,  F16J 1/01
FI (3件):
F02F3/00 302Z ,  F02F3/00 G ,  F16J1/01
Fターム (6件):
3J044AA01 ,  3J044AA18 ,  3J044BA04 ,  3J044BC01 ,  3J044DA09 ,  3J044EA01
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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