特許
J-GLOBAL ID:200903031060331314

電気式ディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-150834
公開番号(公開出願番号):特開2003-343620
出願日: 2002年05月24日
公開日(公表日): 2003年12月03日
要約:
【要約】【課題】 ディスクロータに摩擦パッドが押圧された状態で、電動モータ、減速ギア機構、進退動機構等に於いて固着等を生じた際に、電力等を使用する事なく、手動による簡易な操作で容易にクランプ力の開放ができるようにする。また、このようなクランプ開放手段を、簡易な構成で容易に形成する。【解決手段】 電動モータ15の駆動力を減速させて進退動機構に伝達する減速ギア機構17を、電動モータ15により回動される遊星腕18と、この遊星腕18に回動可能に軸支される遊星歯車23と、固定部材28により回動不能に固定され遊星歯車23を回動させる太陽歯車26とで構成する。電動モータ15、減速ギア機構17、進退動機構に於いて固着を生じた場合のクランプの開放手段として、前記太陽歯車26の固定部材28による固定を解除して、該太陽歯車26を回動可能とし、減速ギア機構17を手動で操作して、進退動機構を作動させ、摩擦パッド3、4によるディスクロータ1の押圧を解除する。
請求項(抜粋):
電動モータの駆動力で進退動し摩擦パッドの押圧部材に押圧力を発生させる進退動機構と、この進退動機構に電動モータの駆動力を減速して伝達する減速ギア機構とをキャリパボディに設け、前記進退動機構によりディスクロータに摩擦パッドを押圧摺動させて制動を行う電気式ディスクブレーキに於いて、前記減速ギア機構を、電動モータにより回動可能な遊星腕と、この遊星腕の外周に回動可能に軸支される遊星歯車と、キャリパボディに固定部材により回動不能に固定され、前記遊星歯車を回動させる太陽歯車とで構成し、ディスクロータへの摩擦パッドの押圧状態で、電動モータ、減速ギア機構、進退動機構に於いて固着を生じた場合に、前記太陽歯車の固定部材による固定を解除して、該太陽歯車を回動可能とする事により、減速ギア機構を介して進退動機構を手動で操作し、前記摩擦パッドの押圧部材を強制的に非作動状態に戻すクランプ力開放手段とする事を特徴とする電気式ディスクブレーキの配置構造。
FI (2件):
F16D 65/18 A ,  F16D 65/18 D
Fターム (10件):
3J058AA48 ,  3J058AA53 ,  3J058AA63 ,  3J058AA78 ,  3J058AA87 ,  3J058BA14 ,  3J058CC15 ,  3J058CC63 ,  3J058CC98 ,  3J058FA01
引用特許:
審査官引用 (3件)

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