特許
J-GLOBAL ID:200903031115728154

最小送電損失系統構成の決定装置、方法及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-132521
公開番号(公開出願番号):特開2009-284614
出願日: 2008年05月20日
公開日(公表日): 2009年12月03日
要約:
【課題】実用的な計算時間で、ブランチ交換法より小さい送電損失及び当該送電損失を有する配電系統の構成を決定可能な最小送電損失系統構成の決定装置、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】「閉」開閉器選択手段12は、現在の系統構成において、メッシュ系統が1つとなるように「閉」状態とすべき、選択されていないn(n≧2)個の「開」状態の開閉器の組み合わせを選択し、「閉」状態に変更される。「閉」状態に変更することで作成されるメッシュ系統の電力潮流を潮流計算手段13が計算する。「開」開閉器選択手段14が、潮流計算手段13により計算されたメッシュ系統の電力潮流において、通過する電流値が最小となる「閉」状態の開閉器を「開」状態とすべき開閉器として逐次選択し、「開」状態に変更する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
開閉器の開閉状態が変更された系統構成のうち、送電損失が最小となる最小送電損失系統構成を決定する最小送電損失系統構成の決定装置であって、 前記系統構成内で1つのメッシュ系統を作成するように、複数の開閉器から2個以上の開状態にある開閉器を閉状態にすべく選択する閉開閉器選択手段と、 前記閉開閉器選択手段により選択された開閉器数と同数の閉状態にある開閉器を、放射状の系統構成が得られるように、開状態にすべく選択する開開閉器選択手段と、 前記閉開閉器選択手段により選択された開状態にある開閉器を閉状態に変更し、かつ、前記開開閉器選択手段により選択された閉状態にある開閉器を開状態に変更した各系統構成の送電損失を計算する送電損失計算手段と、 前記送電損失計算手段により計算された所定の系統構成の送電損失が、先に計算された別の系統構成の送電損失よりも低減するかを判定する低減判定手段と、 前記低減判定手段により低減すると判定された場合に、低減した送電損失を有する系統構成を最小送電損失系統候補として更新する更新手段と、 最小送電損失系統候補から最小送電損失系統構成を決定する決定手段と、 を備え、 前記決定手段は、前記低減判定手段が、前記送電損失計算手段により計算された各系統構成の送電損失のいずれもが、最新の更新状態にある前記最小送電損失系統候補の送電損失よりも低減しないと判定した場合に、当該最小送電損失系統候補を最小送電損失系統構成として決定することを特徴とする最小送電損失系統構成の決定装置。
IPC (2件):
H02J 3/00 ,  H02J 3/04
FI (3件):
H02J3/00 J ,  H02J3/00 G ,  H02J3/04 C
Fターム (1件):
5G066AA03
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-210735
  • 配電系統制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-197139   出願人:九州電力株式会社, 株式会社東芝
  • 配電系統操作装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-151682   出願人:株式会社東芝

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