特許
J-GLOBAL ID:200903031179739117
データ変換方法、描画システムおよびプログラム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松阪 正弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-083605
公開番号(公開出願番号):特開2009-237299
出願日: 2008年03月27日
公開日(公表日): 2009年10月15日
要約:
【課題】複数の図形要素のベクトルデータである入力データからランレングスデータである出力データへの変換に要する時間を短縮して出力データの生成を高速化する。【解決手段】データ変換装置7では、図形要素比較部72により入力データに含まれる複数の図形要素がそれぞれ同じ形状を有する代表図形要素に関連付けられ、部分ランレングスデータ生成部74により各代表図形要素を表す部分ランレングスデータが生成される。そして、入力データと各代表図形要素の部分ランレングスデータとに基づいて出力データが生成されることにより、入力データおよび各代表図形要素の部分ランレングスデータをメモリ上に保持した状態でデータ変換処理が行われる場合、および、入力データおよび代表図形要素群のデータを中間ファイルとして保持した状態でデータ変換処理が行われる場合の双方において、出力データの生成を高速化することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数の図形要素のベクトルデータである入力データをランレングスデータである出力データに変換するデータ変換方法であって、
a)入力データに含まれる複数の図形要素のベクトルデータに基づいて、一の図形要素を、代表的な形状を有する代表図形要素の集合である代表図形要素群と比較し、前記代表図形要素群に前記一の図形要素の形状と同じ形状の代表図形要素が含まれる場合に、前記代表図形要素を示す代表図形識別子を前記一の図形要素に関連付け、前記代表図形要素群に前記一の図形要素の形状と同じ形状の代表図形要素が含まれない場合に、前記一の図形要素の形状と同じ形状を有する新たな代表図形要素を前記代表図形要素群に追加するとともに前記新たな代表図形要素を示す代表図形識別子を前記一の図形要素に関連付ける工程と、
b)前記入力データに含まれる前記複数の図形要素に対して前記a)工程を順次繰り返す工程と、
c)前記代表図形要素群に含まれる各代表図形要素を第1の方向を向く直線にて所定幅毎に分割し、分割された領域のランレングスの実質的な集合として前記各代表図形要素を表す部分ランレングスデータを生成する工程と、
d)前記複数の図形要素が配置される配置領域を前記第1の方向を向く複数の直線にて前記所定幅毎に分割することにより前記第1の方向に垂直な第2の方向に配列された前記所定幅の複数の単位領域を設定し、前記複数の単位領域のそれぞれと重なる一または複数の図形要素のランレングスを示す単位ランレングスデータを生成して前記入力データに含まれる前記複数の図形要素のランレングスデータである出力データを生成する工程と、
を備え、
前記d)工程が、
d1)前記複数の単位領域のうち一の単位領域を注目単位領域として決定する工程と、
d2)前記注目単位領域と重なる一または複数の図形要素を注目図形要素として抽出する工程と、
d3)各注目図形要素の前記配置領域における位置、および、前記各注目図形要素に関連付けられた代表図形識別子が示す代表図形要素の部分ランレングスデータに基づいて、前記各注目図形要素の前記注目単位領域と重なるランレングスである注目ランレングスを取得し、前記各注目図形要素の前記注目ランレングスに基づいて前記注目単位領域の単位ランレングスデータを生成する工程と、
d4)前記複数の単位領域に対して前記d1)工程ないし前記d3)工程を順次繰り返す工程と、
を備えることを特徴とするデータ変換方法。
IPC (4件):
G03F 7/20
, G06T 11/00
, G06F 17/50
, H01L 21/027
FI (4件):
G03F7/20 505
, G06T11/00 100A
, G06F17/50 658M
, H01L21/30 529
Fターム (18件):
2H097AA03
, 2H097AB05
, 2H097BB10
, 2H097CA17
, 2H097LA09
, 2H097LA10
, 2H097LA11
, 5B046AA08
, 5B046BA04
, 5B046DA02
, 5B046FA04
, 5B046FA06
, 5B046FA07
, 5B080AA01
, 5B080CA00
, 5B080GA00
, 5F046AA06
, 5F046DA03
引用特許: