特許
J-GLOBAL ID:200903031205682137

距離測定方法、距離測定用受信局装置及び位置測定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 宮川 貞二 ,  加藤 治彦 ,  柴田 茂夫 ,  金井 俊幸 ,  金子 美代子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-060922
公開番号(公開出願番号):特開2009-216561
出願日: 2008年03月11日
公開日(公表日): 2009年09月24日
要約:
【課題】屋内のマルチパス環境下においても、高分解能の遅延時間測定を可能とする。【解決手段】サブキャリアの周波数が同期したマルチキャリア信号を受信局Rで受信し、サブキャリア毎に、コンスタレーションデータ18の位相及び振幅データである周波数領域コンスタレーションデータ26を得、送信局Tからの受信信号を、その伝播パスに応じて、それぞれ振幅Ai、遅延時間Τi、位相Θiが異なる複数の遅延信号の合成遅延信号として表した時、周波数領域コンスタレーションデータ26と、前記遅延信号との残差が少なくなる遅延時間Τiから送信局Tと受信局Rの相対的な距離を求める。【選択図】図3
請求項(抜粋):
送信局から送信された、時間基準情報を含み複数のサブキャリアの位相関係が同期したマルチキャリア信号を受信局で受信し、前記時間基準情報の受信タイミング時点における前記マルチキャリア信号の各サブキャリア信号のコンスタレーションデータを得、前記サブキャリア毎に、前記コンスタレーションデータの位相及び振幅を各サブキャリアの復調後の識別信号で正規化して、変調成分を除去した周波数領域コンスタレーションデータを得る工程と; 前記受信局を測定したい位置に設定し、前記送信局からの前記マルチキャリア信号を受信し、前記時間基準情報の受信タイミング時点における前記周波数領域コンスタレーションデータを得る工程と; 前記送信局からの受信信号を、その伝播パスに応じて、それぞれ振幅Ai、遅延時間Τi、位相Θiが異なる複数の遅延信号の合成遅延信号として表した時、前記受信信号の周波数領域コンスタレーションデータと、前記遅延信号の振幅Ai、遅延時間Τi、位相Θiから算出される前記遅延信号との残差を予め定めた尤度関数で評価し、評価された前記残差が予め定めた値以下となる、前記振幅Ai,前記遅延Τi,前記位相Θiを各々決定するフィッティング工程と; 前記決定された複数の前記遅延Τiのうち、最も小さい遅延の値を選択し、該最も小さい遅延の値から前記送信局と前記受信局の相対的な距離を求める距離決定工程を備える; 距離測定方法。
IPC (3件):
G01S 11/02 ,  G01S 5/10 ,  G01S 5/06
FI (3件):
G01S11/00 A ,  G01S5/10 Z ,  G01S5/06
Fターム (4件):
5J062CC12 ,  5J062DD03 ,  5J062DD23 ,  5J062EE01
引用特許:
出願人引用 (2件)

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