特許
J-GLOBAL ID:200903031232701755

物体検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上村 輝之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-221987
公開番号(公開出願番号):特開平10-062526
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 監視エリア内に物体が存在するか否かを、室内の広さや設置物の状況に左右されずに、安定して精度良く検出できる物体検知装置を提供する。【解決手段】 監視エリアへ放射したマイクロ波と、監視エリアから戻ってくるマイクロ波とをミクスしてドップラ信号VDPLを取り出し、このドップラ信号VDPLをDCアンプ5とACアンプ7とに入力し、両アンプ5、7の出力VDC、VACをマイクロコンピュータ9で処理して、監視エリア内の物体の有無を判定する。DCアンプ5は、ドップラ信号VDPLとマイクロコンピュータ9からのDCオフセットレベルVD/Aとの差分信号ΔVを増幅する。マイクロコンピュータ9は、DCアンプ出力VDCが実質的に0Vに静定している時に監視エリア内に物体が無いと判断し、この時にVD/Aを0Vに戻してDCアンプ出力VDCのオフセットレベルを学習し、その後、この学習した値をDCオフセットレベルVD/AとしてDCアンプ5にフィードバックする。
請求項(抜粋):
対象物までの距離に応じた振幅と、対象物の移動速度に応じた周波数とをもつドップラ信号を生成する手段と、ドップラ信号のレベルから基準値を差し引いて差分信号を生成する手段と、前記差分信号のレベルと所定の閾値とを比較することにより、所定距離内における対象物の有無を検知する手段と、前記検知手段が対象物の無いことを示しているときにおける前記ドップラ信号又は前記差分信号のレベルに基づいて、前記基準値を更新する手段とを備えた物体検知装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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