特許
J-GLOBAL ID:200903031234580130

複合型プレートヒートパイプ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-052194
公開番号(公開出願番号):特開平10-220975
出願日: 1997年01月31日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【目的】 小型大発熱量の発熱体の熱量を小面積のプレートヒートパイプの受熱面で受熱し、このプレートヒートパイプの大面積の放熱面に面拡散して、放熱面に接着されてあるヒートシンクの大受熱面積に全面均一に且つ効率よく伝導して放熱し、この放熱能力はプレートヒートパイプの適用姿勢に影響されることが少ないプレートヒートパイプを提供する。【構成】 プレートヒートパイプは通常プレートヒートパイプの受熱側壁面と蛇行細管トンネルプレートヒートパイプの放熱側壁面とが共通化するよう接合一体化された複合型プレートヒートパイプとして構成する。[効果] 通常プレートヒートパイプの熱拡散性及び温度均一性と蛇行細管トンルプレートヒートパイプの姿勢無依存性とが相互に補完し合って、目的とする性能の複合型プレートヒートパイプが得られた。
請求項(抜粋):
片側の面はその面積に対して比較的大きな接触面を有するヒートシンクが装着されて面放熱せしめられる放熱面であり、他の片側の面は放熱面より大幅に小さな接触面を有する小型放熱体が装着されて面加熱せしめられる受熱面であり、この様な両面を有するプレートの中にはプレート形状密閉コンテナが内蔵せしめられて構成された面間熱輸送用のプレートヒートパイプに於て、プレート形状密閉コンテナの受熱面側のコンテナ壁は厚肉に形成されてあり、この厚肉壁内には細管トンネル密閉コンテナが受熱部と放熱部の間を多数回往復蛇行して構成される蛇行細管トンネルヒートパイプが作り込まれてあり、蛇行細管トンネルヒートパイプの細管トンネルの相当直径は2mm以下であり蛇行ターン数(細管並列部の本数)は30ターン以上であり、プレート形状コンテナの放熱面側のコンテナ壁は厚くても2mm以下の薄肉に形成されてあり、プレート形状コンテナの両内壁面は少なくも2mm以上の間隔で平行して対向せしめられてあり、両内壁面には所定の距離間隔で配列された所定の外径のピン群が接合されて、これにより両内壁面は相互に接続されてあり、蛇行細管トンネル密閉コンテナとプレート形状密閉コンテナとの両コンテナには夫々に異種類または同一種類の二相凝縮性作動液の夫々の所定の量が封入封止されてヒートパイプとして構成されてあることを特徴とする複合型プレートヒートパイプ。
IPC (3件):
F28D 15/02 101 ,  F28D 15/02 102 ,  F28D 15/02 103
FI (3件):
F28D 15/02 101 M ,  F28D 15/02 102 A ,  F28D 15/02 103 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • プレートヒートパイプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-003012   出願人:株式会社東芝, アクトロニクス株式会社
  • 均温平板装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-139826   出願人:トクデン株式会社
  • 平板型ヒートパイプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-018928   出願人:株式会社フジクラ
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