特許
J-GLOBAL ID:200903031238050438

超音波カラードプラ診断装置および超音波カラードプライメージングの信号処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-260805
公開番号(公開出願番号):特開平10-099333
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】動きのある実質臓器からのクラッタ成分を確実に除去し、かつ非常に低速度の血流も見逃すことなく検出する。【解決手段】超音波カラードプラ診断装置は、時系列のドプラデータから成るドプラ信号をピクセル位置毎に得る。ドプラ信号の特質に応じてクラッタ成分をドプラ信号から除去するMTIフィルタ部45を備える。MTIフィルタ部45は、ドプラ信号のクラッタ成分の瞬時的な位相変化量を推定する手段45aと、推定された位相変化量に基づきドプラ信号の位相を補正する手段45b,45cと、位相補正されたドプラ信号からクラッタ成分に相当する一定値を減算する手段45dとを備える。またMTIフィルタ部45は、一定値が減算されたドプラ信号を変更可能な遮断特性でフィルタリングするハイパスフィルタ45gと、その遮断特性をドプラ信号の性質に応じて制御する手段45e,45fとを備える。
請求項(抜粋):
被検体内の断面に沿って超音波信号を各走査線方向に複数回ずつ送信するとともに当該被検体から反射されてくる超音波エコー信号を受信する送受信手段と、前記超音波エコー信号に基づき前記各走査線方向それぞれの同一位置から反射されてきた複数の時系列のドプラデータから成るドプラ信号をその位置毎に得るドプラ信号抽出手段と、前記ドプラ信号ぞれぞれの特質にしたがって決まる特性を用いて前記被検体の臓器が前記超音波信号を反射したことに伴うクラッタ成分を当該ドプラ信号それぞれから除去するクラッタ成分除去手段と、このクラッタ成分除去手段によりクラッタ成分が除去された前記ドプラ信号それぞれに基づいて前記断面の血流の情報をカラー表示する表示手段とを備えたことを特徴とする超音波カラードプラ診断装置。
IPC (2件):
A61B 8/06 ,  G01S 15/89
FI (2件):
A61B 8/06 ,  G01S 15/89 B
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (7件)
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