特許
J-GLOBAL ID:200903031238716142

トルクコンバータのスリップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外8名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-315775
公開番号(公開出願番号):特開2000-145948
出願日: 1998年11月06日
公開日(公表日): 2000年05月26日
要約:
【要約】【課題】 スリップ非制御域から制御域への移行時のスリップ制御開始時も、過渡特性を定めるための前置補償器が有効に機能し得るようにする。【解決手段】 30はスリップ制御域での運転中フラグFLAGを1にし、スリップ非制御域での運転中FLAGを0にする。40は運転状態に応じた要求スリップ回転ωSLPT0 を求め、50はトルクコンバータの実スリップ回転ωSLPRを算出する。60はFLAGによりスリップ制御域か非制御域かを判定し、制御域なら要求スリップ回転ωSLPT0 を目標スリップ回転ωSLPTとし、非制御域なら実スリップ回転ωSLPRを目標スリップ回転ωSLPTとする。70はωSLPRがωSLPTに向かう時の過渡特性を任意に定め得るよう、ωSLPTを前置補償して目標スリップ回転補正値ωSLPTC を求め、これを90でのスリップ制御に資する。よって非制御域から制御域への移行時にωSLPTがωSLPRからωSLPT0 に切り換わり、非制御域から制御域への移行時もスリップ制御の過渡特性を前置補償器で定めたものにし得る
請求項(抜粋):
トルクコンバータの入出力要素間におけるスリップ回転に関した目標値に対する実際値の制御追従性を規定するための前置補償器にトルクコンバータの目標スリップ回転を通して目標スリップ回転補正値を求め、トルクコンバータスリップ制御領域でトルクコンバータの実スリップ回転を該目標スリップ回転補正値になるよう制御するための装置において、トルクコンバータスリップ非制御領域からトルクコンバータスリップ制御領域への移行時に前記目標スリップ回転が前記実スリップ回転近辺の値から車両運転状態に応じた要求スリップ回転に切り換わるよう構成したことを特徴とするトルクコンバータのスリップ制御装置。
Fターム (7件):
3J053CA03 ,  3J053CB15 ,  3J053DA02 ,  3J053DA06 ,  3J053DA12 ,  3J053DA14 ,  3J053EA02
引用特許:
審査官引用 (9件)
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