特許
J-GLOBAL ID:200903031273992128

作業車における伝動構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三枝 英二 (外10名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-158030
公開番号(公開出願番号):特開平11-348585
出願日: 1998年06月05日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 車体前後方向一方側の外方に作業装置を備えた作業車において、PTO軸及び前記作業装置入力軸間を連結する伝動軸の水平度を維持しつつ、車輌全長を短くし得る構造簡単な伝動構造を提供する。【解決手段】 車体前後方向一方側の第1方向からこれと反対側の第2方向に向かってデファレンシャルギア装置10、HST20及びエンジンが順に配設され且つ車体の第1方向外方に作業装置を備えてなる作業車において、デファレンシャルギア装置10及びHST20間に走行系動力伝達機構を構成するトランスミッション30を設けると共に、前記HST20のハウジングにPTO軸を突設し、且つ、該ハウジング内に前記走行系動力伝達機構からPTO軸の動力を分岐伝達するPTO系動力伝達機構を備える。
請求項(抜粋):
車体前後方向一方側である第1方向側の車軸を駆動するように、前記第1方向側からこれと反対側の第2方向側に沿って車体内に配設されたデファレンシャルギア装置,HST及び駆動源を備え、且つ、車体の第1方向外方に作業装置を備えた作業車における伝動構造であって、前記駆動源からの動力を前記HSTを介して前記デファレンシャルギア装置に伝達する走行系動力伝達経路、及び該走行系動力伝達経路から前記作業装置駆動用PTO軸に動力を分岐伝達するPTO系動力伝達経路を備えた伝動構造において、ケーシングと、該ケーシング内に前記駆動源からの動力を受け入れる入力部と、前記デファレンシャルギア装置と連結される出力部と、前記入力部及び出力部を連結する走行系伝動機構とを有し、前記走行系伝動系路の一部を構成するトランスミッションを、前記デファレンシャルギア装置及びHST間に設け、前記HSTは、ハウジングと、車体前後方向に沿って延びるポンプ軸を有する油圧ポンプと、該油圧ポンプとの共働下に回転するモータ軸を有する油圧モータとを備え、さらに、前記ポンプ軸の第2方向端部は前記HSTハウジングから第2方向外方へ延びて前記駆動源と軸連結され、前記モータ軸の第1方向端部は前記トランスミッションケーシング内に突入して、前記トランスミッションの入力部に連結されており、前記PTO軸は、前記HSTハウジングから第1方向へ延びるように、該HSTハウジングに支持され、さらに、前記HSTハウジング内には、前記ポンプ軸及び前記PTO軸を連結して前記PTO系動力伝達経路を構成するPTO系伝動機構が備えられていることを特徴とする伝動構造。
IPC (3件):
B60K 17/04 ,  B60K 17/10 ,  B60K 17/28
FI (3件):
B60K 17/04 C ,  B60K 17/10 C ,  B60K 17/28 C
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 四輪駆動型作業車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-223869   出願人:株式会社クボタ
  • 作業車の車軸駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248967   出願人:株式会社神崎高級工機製作所
審査官引用 (2件)
  • 四輪駆動型作業車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-223869   出願人:株式会社クボタ
  • 作業車の車軸駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-248967   出願人:株式会社神崎高級工機製作所

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