特許
J-GLOBAL ID:200903031346189329

分流子の冷却構造及び分流子の冷却方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北澤 一浩 ,  小泉 伸 ,  市川 朗子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-305726
公開番号(公開出願番号):特開2005-074445
出願日: 2003年08月29日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 高圧で溶湯が衝突する分流子において所望の冷却効果を得ることができる分流子の冷却構造、及び当該冷却構造を用いて行う冷却方法の提供。【解決手段】 ダイカスト金型に設けられる分流子の冷却構造は、外側部材41と内側部材42とを備える。外側部材41は、フランジ部41Aを有し他端が塞がれた管状部41Bを備え、管状部41B内部には空間41aが形成され、空間41aには内側部材42が嵌合される。管状部41Bの他端を塞いでいる部分は、厚さが5mm〜15mm程度の薄肉部41Cであり、薄肉部41Cの外周面には、プランジャーチップによって押圧された溶湯が衝突する。内側部材42は略円柱形状をなし、内側部材42の一端面42Bには円柱状部42Cが突設されている。円柱状部42Cの第一先端面42Eは、薄肉部41Cの内周面に当接する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
金型のスリーブ内を前進して溶湯を押圧するプランジャーチップの前進方向対向位置に設けられる分流子の冷却構造において、 該溶湯が衝突する薄肉部と、該薄肉部から管状に延び内部に空間を提供する管状部とを備える外側部材と、 該外側部材の該空間に嵌合される内側部材とを備え、 該内側部材には、冷却液供給通路と冷却液排出通路とが形成され、 該内側部材の外周面又は該空間を画成する該外側部材の内周面には冷却媒体を流すための冷却溝が形成され、 該内側部材は、該薄肉部の略中心位置に当接する第一先端面と、該第一先端面より後退して該薄肉部から離間し、該薄肉部の略中心位置からずれた位置に対向する第二先端面とを有し、 該冷却液供給通路は、該第二先端面において開口することを特徴とする分流子の冷却構造。
IPC (1件):
B22D17/20
FI (2件):
B22D17/20 Z ,  B22D17/20 J
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 実開昭60-56155号公報(図1〜図3)
  • 特許第3097515号公報(2頁〜3頁、図1)
審査官引用 (4件)
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