特許
J-GLOBAL ID:200903031408331216

心拍変動解析方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小笠原 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-301120
公開番号(公開出願番号):特開平11-128185
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】 非定常信号である心拍変動に含まれる周波数成分のパワーを高い時間分解能で求めることである。【解決手段】 心拍間隔算出部102は、生体信号計測部101で計測された生体信号から心拍間隔を求めることにより、時間的に不等間隔の心拍間隔時系列データを得る。等間隔データ生成部103は、時間的に不当間隔の心拍間隔時系列データを補間および再サンプリングすることにより、時間的に等間隔の心拍間隔時系列データを生成する。離散2進ウェーブレット変換部104は、時間的に等間隔の心拍間隔時系列データを、離散2進ウェーブレット変換により複数の周波数帯域のウェーブレット係数に分割する。各パワー算出部105a〜105fは、それぞれの周波数帯域に対応する最小時間解像度の区間毎に、ウェーブレット係数の絶対値の最大値の二乗の1/2を当該区間のパワーとして算出する。これによって、心拍変動に含まれる周波数成分のパワーの時間変動が求められる。
請求項(抜粋):
心拍の変動を電気的に検出して解析する方法であって、心拍に関連する生体信号を計測する第1のステップと、前記第1のステップで計測された生体信号に基づいて心拍間隔を検出する第2のステップと、前記第2のステップで検出された心拍間隔から得られる時間的に不等間隔の心拍間隔時系列データを補間することにより、時間的に等間隔の心拍間隔時系列データを生成する第3のステップと、前記第3のステップで生成された時間的に等間隔の心拍間隔時系列データを、離散2進ウェーブレット変換により、複数の周波数帯域毎のウェーブレット係数に分割する第4のステップと、前記複数の周波数帯域のそれぞれにおいて、その周波数帯域での最小時間解像度に相当する時間区間毎に、各時間区間で得られる複数のウェーブレット係数を参照して各時間区間における周波数成分のパワーを算出することにより、心拍変動に含まれる周波数成分のパワーの時間変動を求める第5のステップとを備える、心拍変動解析方法。
IPC (3件):
A61B 5/0245 ,  A61B 5/0452 ,  A61B 5/16
FI (3件):
A61B 5/02 320 Z ,  A61B 5/16 ,  A61B 5/04 312 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
前のページに戻る