特許
J-GLOBAL ID:200903031421281350

空調熱源最適制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  大宅 一宏 ,  上田 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-178502
公開番号(公開出願番号):特開2009-014300
出願日: 2007年07月06日
公開日(公表日): 2009年01月22日
要約:
【課題】空調熱源設備のエネルギー相互依存関係を考慮したデータを用い探索空間にて不要な領域を排除して高速な求解が可能な空調熱源最適制御装置を得る。【解決手段】シミュレーションに基づき最良解を更新する出力評価部、現在の状態から次ステップへ状態を移動する処理を行う制御設定値生成部、次ステップの移動ベクトルが更なる最適解が存在する可能性がある制御空間へ向かっているかを判定する制御設定値判定部を有し、粒子群最適化アルゴリズムに従って複数の空調熱源設備のエネルギー相互依存関係を考慮した制御設定値に相当する複数の探索点が同時に探索空間を移動しながら最適解を探索する最良解演算部を備え、探索点が制約条件を満たしてない場合は次ステップの探索点を制御設定値として決定し、制約条件を満たしている場合は次ステップの移動ベクトルが最良解の方向へ導いているか否かを判定し、導いていない時は次ステップの移動ベクトル及び探索点を修正する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
最良解として得られる制御設定値を設備コントローラに出力して設備コントローラより空調熱源設備を最適に運転する空調熱源最適制御装置であって、 実績データ、設定データ、設備モデル及び更新された制御設定値の取得に基づきシミュレーションを実施するために必要なモデルを生成するシミュレーションモデル生成部と、 前記シミュレーションモデル生成部にて生成されたシミュレーションモデルを用いてシミュレーション計算を実施するシミュレーション実行部と、 粒子群最適化アルゴリズムに従って複数の空調熱源設備のエネルギー相互依存関係を考慮した制御設定値に相当する複数の探索点が同時に探索空間を移動しながら最適解を探索するものであって、前記シミュレーション実行部により算出された最新のシミュレーション結果と過去のシミュレーションにより得られた最良解との比較結果に基づいて最良解を更新する出力評価部と、空調熱源設備の制御空間においてさらなる最良解が存在しないか探索するために現在の状態から次ステップへ状態を移動する処理を行う制御設定値生成部と、前記制御設定値生成部にて求めた次ステップの変化量に相当する移動ベクトルが更なる最適解が存在する可能性がある制御空間へ向かっているか否かを判定用データを用いて判定する制御設定値判定部とを有する最良解演算部と を備え、 前記制御設定値判定部は、 現在の探索点が空調熱源設備の制約条件を満たしているかを確認し、制約条件を満たしていないと判定した場合は、前記制御設定値生成部にて求めた次ステップの探索点を制御設定値として決定すると共に、制約条件を満たしている場合は、次ステップの移動ベクトルが空調熱源設備の制御空間上において最良解の方向へ導いているか否かを判定し、最良解の探索空間の方向へ導いていないと判定した場合は、次ステップの移動ベクトルおよび探索点を修正する ことを特徴とする空調熱源最適制御装置。
IPC (2件):
F24F 11/02 ,  G06N 3/00
FI (3件):
F24F11/02 Z ,  F24F11/02 102P ,  G06N3/00 550C
Fターム (7件):
3L060AA03 ,  3L060CC03 ,  3L060CC10 ,  3L060CC12 ,  3L060DD05 ,  3L060EE22 ,  3L060EE35
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)
  • 空調設備
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-084432   出願人:日立プラント建設株式会社
  • プラント最適運用計画装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-230405   出願人:富士電機システムズ株式会社
  • 電圧無効電力制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-275461   出願人:関西電力株式会社, 富士電機株式会社

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