特許
J-GLOBAL ID:200903031469364699

サスペンション制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤谷 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-225920
公開番号(公開出願番号):特開平8-058340
出願日: 1994年08月25日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】バネ上速度とバネ上-バネ下相対速度との位相ズレを補正すること。【構成】演算処理装置8は積分処理部10、微分処理部11、位相補償部12、減衰力設定部13から構成。積分処理部10は、バネ上加速度検出器からのバネ上加速度DDXを積分し、バネ上絶対速度DXを算出。微分処理部11は、相対変位検出器からのバネ上-バネ下相対変位Yを微分してバネ上-バネ下相対速度DYを算出。位相補償部12はフィルタ手段14及びフィルタ手段15を備え、バネ上絶対速度DXに対してはローパスフィルタにより位相進みの補償を行い、バネ上-バネ下相対速度DYに対してはハイパスフィルタにより位相遅れの補償を行う。減衰力設定部13では位相補償されたデータに基づいて減衰力可変ショックアブソーバ1の減衰力の設定を行い、指令値Vを出力する。
請求項(抜粋):
車輪と車体との間に設置され、減衰力が可変な減衰力可変ショックアブソーバと、前記減衰力可変ショックアブソーバの減衰力を変化させるアクチュエータと、バネ上の振動を検出するバネ上振動検出手段と、前記バネ上振動検出手段の検出結果に基づき、バネ上絶対速度を演算するバネ上絶対速度演算手段と、バネ上-バネ下間の相対振動を検出するバネ上-バネ下相対振動検出手段と、前記バネ上-バネ下相対振動検出手段の検出結果に基づき、バネ上-バネ下相対速度を演算するバネ上-バネ下相対速度演算手段と、前記バネ上絶対速度と前記バネ上-バネ下相対速度のうち少なくとも一方のデータに対してフィルタ処理を施し、前記バネ上絶対速度と前記バネ上-バネ下相対速度の位相差を小さくする位相補償手段と、前記バネ上絶対速度と前記バネ上-バネ下相対速度との符号が異なる場合には低減衰力を、符号が一致する場合には高減衰力を設定する減衰力設定手段とを備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 17/08
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 車両懸架装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-345507   出願人:株式会社ユニシアジェックス
  • 能動型サスペンション
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-008546   出願人:日産自動車株式会社

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