特許
J-GLOBAL ID:200903031542740386

共鳴器型吸音構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 北澤 一浩 ,  小泉 伸 ,  市川 朗子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-079723
公開番号(公開出願番号):特開2005-266399
出願日: 2004年03月19日
公開日(公表日): 2005年09月29日
要約:
【課題】 室の数を増やさずに幅広い周波数範囲で吸音を行うことができる共鳴器型吸音構造の提供。【解決手段】 共鳴器型吸音構造1は、貫通孔10aが形成された前面壁10と後面壁20と第1中間壁31と第2中間壁32と平板状の弾性体40とを備える。第1中間壁31、第2中間壁32は、それぞれ仕切部31A、仕切部32Aを有する。前面壁10と後面壁20との間の空間は、仕切部31A、仕切部32Aによって前面壁側空間1a、後面壁側空間1bに区画され、これらは、互いに弾性体40によって仕切られる前面壁側室30a、後面壁側室30bをなす。弾性体40と後面壁側室30bの振動系の固有振動数は、弾性体40を音波により振動しない剛壁と仮定した場合の共鳴器の共鳴周波数と略一致する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複数の貫通孔が形成された前面壁と、 該前面壁と間隔を隔てて対向配置された後面壁と、 該前面壁と該後面壁との間に形成される空間の一部であって該前面壁側の部分を複数の前面壁側空間に区画するための仕切部を有し、該前面壁と該後面壁とを結合する中間壁とを備え、 該複数の貫通孔は該複数の前面壁側空間に対応して形成されている共鳴器型吸音構造において、 該前面壁と該後面壁との間の該中間壁の位置には、該複数の前面壁側空間を該後面壁側の空間から隔てる平板状の弾性体が配設され、該複数の前面壁側空間は、該前面壁と該中間壁と該弾性体とにより画成される複数の前面壁側室をなし、該後面壁側の空間は、該後面壁の周縁部に沿って設けられ該前面壁へ向かって延出する外周枠と該後面壁と該弾性体とにより、又は該仕切部と該後面壁と該弾性体とにより画成される後面壁側室をなし、該弾性体は、該貫通孔から該前面壁側室内に進入した音波により振動し、 該弾性体を音波により振動しない剛壁と仮定した場合の共鳴器の共鳴周波数と、該弾性体と該後面壁側室の振動系の固有振動数とが略一致し、 該弾性体の面密度は126.6694kg/m2以下であることを特徴とする共鳴器型吸音構造。
IPC (4件):
G10K11/16 ,  E01F8/00 ,  E04B1/86 ,  G10K11/172
FI (4件):
G10K11/16 F ,  E01F8/00 ,  E04B1/86 K ,  G10K11/16 E
Fターム (12件):
2D001AA01 ,  2D001BB01 ,  2D001CA02 ,  2D001CB02 ,  2D001CD06 ,  2E001DF04 ,  2E001DF05 ,  2E001GA42 ,  2E001HF15 ,  5D061BB02 ,  5D061BB37 ,  5D061CC04
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 共鳴器型吸音構造及び防音壁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-100348   出願人:リョービ株式会社
  • 吸音構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-141131   出願人:エヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会社
審査官引用 (1件)
  • 吸音構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-191318   出願人:日本軽金属株式会社

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