特許
J-GLOBAL ID:200903031572981647
音声信号伝送方法及び音声符号復号化システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-191944
公開番号(公開出願番号):特開平10-039898
出願日: 1996年07月22日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】音声符号化装置と音声復号化装置とを有し、背景雑音を生成するVOX(Voice Operated Transmitter)処理を実行する音声符号復号化システムにおいて、無音区間中の背景雑音の音質を向上する。【解決手段】音声符号化装置内に、入力音声信号での非量子化スペクトル包絡と量子化スペクトル包絡の差を求めるスペクトル包絡比較部4と、包絡の差に応じて量子化スペクトル包絡を変化させるスペクトル包絡変更部5とを設け、背景雑音更新信号を生成する際に、スペクトル包絡変更部5で変化させた量子化スペクトル包絡を使用するとともに、その量子化スペクトル包絡の変化に関するスペクトル変更情報を音声復号化装置側に送信する。音声復号化装置では、受信した量子化スペクトル包絡をスペクトル変更情報に応じて変化させ、この変化済量子化スペクトルによって背景雑音を生成する。
請求項(抜粋):
送信側で入力音声信号を符号化して符号化データとして受信側に伝送し、前記受信側では前記符号化データを復号化して出力音声信号として出力し、前記送信側で無音区間を検出したときには無音区間での入力音声信号を符号化して背景雑音更新信号とし、前記背景雑音更新信号を前記送信側から前記受信側に送信した後は前記送信側が所定の期間送信を停止し、前記所定の期間中は前記受信側は既に受信した背景雑音更新信号に基づいて背景雑音を生成して出力音声信号として出力する音声信号伝送方法において、前記無音区間での入力音声信号から量子化スペクトルを求めるとともに非量子化スペクトル包絡と量子化スペクトル包絡とを算出し、前記非量子化スペクトル包絡と前記量子化スペクトル包絡の差が所定のしきい値より大きいときには前記量子化スペクトルを変化させ、変化後の量子化スペクトルに基づいて前記背景雑音更新信号を生成することを特徴とする音声信号伝送方法。
IPC (2件):
FI (3件):
G10L 9/00 D
, G10L 9/00 J
, H04B 14/04 Z
引用特許:
前のページに戻る