特許
J-GLOBAL ID:200903034972222841

非活性音声の効率的符号化のための方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008589
公開番号(公開出願番号):特開平9-204199
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1997年08月05日
要約:
【要約】【課題】 非活性音声フレームが検出されると、必要な場合背景雑音に関する何らかの情報を間欠的に送って全体的な音声の質を高める。【解決手段】 (a)音声符号化器、(b)通信チャネルおよび(c)音声復号化器とを備える音声通信システムのための非活性音声期間を効率的に符号化するための方法であって、非活性音声フレームの符号化効率はわずか15ビットでフレームのエネルギおよびそのスペクトルを符号化することにより達成することができる。これらのビットは非活性音声が検出されるたびに自動的に伝送されるのではなく、むしろ最も最近非活性音声フレームが送られた時点に対して評価可能な変化が検出された場合にのみ伝送される(220)。本発明によれば、通常の音声会話の間に平均4kb/sという低いレートで全体的に良好な品質が達成できる。
請求項(抜粋):
(a)入来音声信号を受けかつ符号化して音声復号化器へ伝送するビットストリームを生成するための音声符号化器と、(b)伝送用通信チャネルと、(c)前記音声符号化器からの前記ビットストリームを受けて前記ビットストリームを復号化して復元された音声信号を生成するための音声復号化器とを備える音声通信システムにおいて、前記入来音声信号が活性音声と非活性音声とからなる期間を含み、非活性音声の効率的符号化の方法であって、a) フレームごとに前記入来音声信号からスペクトルの内容とエネルギとを含む予め定められた組のパラメータ抽出するステップと、b) 前記予め定められた組のパラメータのうち第1の組に従いフレームごとに入来音声信号のフレーム音声決定を行なうステップと、c) 前記フレーム音声決定が活性音声を示す場合に、前記入来音声信号を活性音声符号化器により符号化して活性音声ビットストリームを生成し、前記活性音声ビットストリームを連続的に連結して前記チャネルにより伝送するステップと、d) 前記音声復号化器が前記活性音声ビットストリームを受けた場合に、活性音声復号化器を呼出して復元された音声信号を生成するステップと、e) 前記フレーム音声決定が非活性音声を示す場合に、入来音声信号を非活性音声符号化器により符号化して非活性音声ビットストリームを生成するステップを含み、前記非活性ビットストリームが各々幅2バイトの少なくとも1つのパケットを含み、各パケットが非活性音声パラメータを表わす複数の表に対する複数の指標を含み、さらにf) 前記フレーム音声決定が非活性音声を示す場合に、予め定められた比較基準が満たされる場合のみ前記非活性音声ビットストリームを伝送するステップと、g) 前記フレーム音声決定が非活性音声を示す場合に、非活性音声復号化器を呼出して復元された音声信号を生成するステップと、h) 前記非活性音声ビットストリームが前記音声復号化器により受信された場合に、前記非活性音声復号化器を更新し、それ以外の場合には以前に受信された非活性音声情報を使用するステップとを含む、方法。
IPC (4件):
G10L 9/18 ,  G10L 9/00 ,  G10L 9/14 ,  H03M 7/30
FI (4件):
G10L 9/18 A ,  G10L 9/00 D ,  G10L 9/14 J ,  H03M 7/30 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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