特許
J-GLOBAL ID:200903031573907050

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-014510
公開番号(公開出願番号):特開2000-213554
出願日: 1999年01月22日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 弾性部材の温度が低下しても、所定トルクにてトルクの伝達を遮断する。【解決手段】 インナープレート113の線膨張係数をアウタープレート122の線膨張係数より大きくする。これにより、両プレート113、122及び弾性部材130の温度が低下していくと、弾性部材130の温度低下により伝達トルクが増大するものの、弾性部材130とアウタープレート122との隙間δ2 が大きくなっていくので、トルク伝達時における噛み合い量δ1 が減少していく。したがって両プレート113、122の材質(線膨張係数)を等しくしたときにくらべて、弾性部材130の温度低下に対する伝達トルクの上昇率を小さくすることができる。延いては、弾性部材130の温度が低下しても、所定トルクにてトルクの伝達を遮断することができる。
請求項(抜粋):
回転駆動源(2)の回転動力を従動側機器(1)に伝達する動力伝達装置であって、前記回転駆動源(2)からの回転力を受けて回転する駆動側回転部材(113)と、前記従動側機器(1)側に連結された従動側回転部材(122)と、前記両回転部材(113、122)間に配設された弾性変形可能なエラストマー製の弾性部材(130)とを備え、前記弾性部材(130)は、前記駆動側回転部材(113)及び前記従動側回転部材(122)のうち少なくとも一方側に形成された突起部(122a)に噛み合って係止された状態で、前記駆動側回転部材(113)の回転力を前記従動側回転部材(122)に伝達し、さらに、前記両回転部材(113、122)及び前記弾性部材(130)は、前記両回転部材(113、122)及び前記弾性部材(130)の温度が低下するほど、前記突起部(122a)と前記弾性部材(130)との噛み合い量(δ1 )が減少するように構成されていることを特徴とする動力伝達装置。
IPC (3件):
F16D 7/02 ,  F04B 53/00 ,  F16H 35/10
FI (4件):
F16D 7/02 F ,  F16H 35/10 D ,  F16H 35/10 F ,  F04B 21/00 Z
Fターム (4件):
3H071AA06 ,  3H071CC44 ,  3H071DD45 ,  3H071EE15
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-136869   出願人:株式会社デンソー
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-095220   出願人:日本電装株式会社
  • 安全機能を有するトルク伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-039893   出願人:エヌティエヌ株式会社
審査官引用 (3件)
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-136869   出願人:株式会社デンソー
  • 動力伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-095220   出願人:日本電装株式会社
  • 安全機能を有するトルク伝達装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-039893   出願人:エヌティエヌ株式会社

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