特許
J-GLOBAL ID:200903031684910084

プリン受容体アゴニストによるドライアイ疾患の治療のための医薬組成物及び滅菌調製物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  栗田 博道 ,  西山 雅也 ,  樋口 外治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-265998
公開番号(公開出願番号):特開2005-015491
出願日: 2004年09月13日
公開日(公表日): 2005年01月20日
要約:
【課題】 ドライアイ疾患の治療のための医薬組成物及び滅菌調製物の提供を課題とする。【解決手段】 涙分泌を刺激またはドライアイを治療するための眼内投与に適合された医薬組成物であって、式II、IIa 及びIIb で示された、ウリジン-5'-三リン酸、アデノシン-5'-三リン酸、シチジン-5'-三リン酸、ジヌクレオチド、並びにそれらの活性類似体及び誘導体、及びそれらの医薬として許容できる塩からなる群から選択された化合物;及び眼内投与に適切な生理的に適合性のある賦形剤を含む医薬組成物。ここで、前記化合物の濃度は0.25mg/ml〜50mg/mlの濃度である。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
下記を含有する眼への局所投与に適合させた、滅菌調製物: 有効量の涙液組織中のプリン受容体を活性化する化合物、ここで、前記化合物は、式I に示されたウリジン-5'-三リン酸、式II、II(a) 及びII(b) に示されたジヌクレオチド並びにAP2A, Gp2G, m7Gp2m7G, Ap2NAD, Ap2TAD, Ap2C-NAD, Ap2C-PAD, Ap2BAD, m7Gp2G, Up2U, Up3U, Ap3A, Xp3X, m7Gp3m7G, Gp3G, Ap3T, m7Gp3G, m2,2,7Gp3G, m2,7Gp3G, Up4U, Ap4A, Gp4G, Xp4X, Dp4D, eAp4eA, m7Gp4m7G, Ap4U, Ap4C, Ap4G, Gp4U, Gp4C, Up4C, Ap4T, m7Gp4G, m2,7Gp4G, m2,2,7Gp4G, AppZppA (式中、ZはCH2, CH2CH2, CHF, CF2, CHClまたはCCl2)、DppZppD(式中、ZはCH2, CH2CH2, CHF, CF2, CHClまたはCCl2)ApZppZpA (式中、ZはCH2, CH2CH2, CHF, CF2, CHClまたはCCl2)及びApSpZpSpA(式中、ZはCHF, CF2またはO)〔式中、Aはアデノシン、Uはウリジン、Gはグアノシン、Tはチミジン、Xはキサントシン、TAD はチアゾフリン、BAD はベンズアミドリボシド、Dは2,6-ジアミノプリン、eAはエテノアデノシン、m7G は7-メチルグアノシン、m2,7G は2,7-ジメチルグアノシン、m2,2,7Gは2,2,7-トリメチルグアノシン、NAD はニコチンアミドリボシド、C-NAD はC-ニコチンアミドリボシド、C-PAD はC-ピコリンアミドリボシド、Sは硫黄、pはホスフェートを表わす〕で表わされるジヌクレオチド、式III に示されたアデノシン-5'-三リン酸、及び式IVに示されたシチジン-5'-三リン酸、並びにそれらの活性類似体及び誘導体、並びにそれらの医薬として許容できる塩からなる群から選択されたものである;及び 電解質水溶液、ポリエーテル、ポリビニル類、アクリル酸のポリマー、ラノリン、及びグルコサミノグリカンからなる群から選択された、生理的に適合性のある賦形剤; これにより、前記調製物は、涙分泌促進の治療の必要な患者の涙液組織からの涙の分泌を促進する:
IPC (15件):
A61K31/7068 ,  A61K9/06 ,  A61K9/08 ,  A61K9/10 ,  A61K9/12 ,  A61K9/127 ,  A61K9/14 ,  A61K31/7072 ,  A61K31/7076 ,  A61K31/7084 ,  A61K47/14 ,  A61K47/26 ,  A61K47/32 ,  A61K47/34 ,  A61P27/04
FI (15件):
A61K31/7068 ,  A61K9/06 ,  A61K9/08 ,  A61K9/10 ,  A61K9/12 ,  A61K9/127 ,  A61K9/14 ,  A61K31/7072 ,  A61K31/7076 ,  A61K31/7084 ,  A61K47/14 ,  A61K47/26 ,  A61K47/32 ,  A61K47/34 ,  A61P27/04
Fターム (39件):
4C076AA01 ,  4C076AA09 ,  4C076AA11 ,  4C076AA16 ,  4C076AA19 ,  4C076AA27 ,  4C076AA30 ,  4C076AA36 ,  4C076BB01 ,  4C076BB11 ,  4C076BB22 ,  4C076BB25 ,  4C076BB29 ,  4C076CC10 ,  4C076DD44 ,  4C076DD67 ,  4C076EE09 ,  4C076EE17 ,  4C076EE23 ,  4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086EA16 ,  4C086MA02 ,  4C086MA05 ,  4C086MA13 ,  4C086MA17 ,  4C086MA22 ,  4C086MA24 ,  4C086MA28 ,  4C086MA31 ,  4C086MA34 ,  4C086MA43 ,  4C086MA52 ,  4C086MA57 ,  4C086MA59 ,  4C086MA60 ,  4C086MA66 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA33
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (2件)
  • ZDRAVOOKHRANENIE TADZHIKISTANA, 1974, Vol.21, No.3, 35-37頁
  • 第十二改正日本薬局方解説書, 1991, A-119、A-120、A-140、A-141頁

前のページに戻る